岩手にある「龍泉洞」(りゅうせんどう)は、山口の「秋芳洞」、高知の「龍河洞」とともに「日本三大鍾乳洞」と呼ばれます。
龍泉洞近くの駐車場に車を停めて、山道を少し歩きます。
川の水がとても清らか。
渓流沿いをしばらく歩くと入口が見えてきました。
龍泉洞入口付近のモニュメントなども見どころです。
「五郎兵衛石」は方角と時刻を表しています。
五郎兵衛という人は龍泉洞の繁栄に貢献した人です。
ハートの龍のモニュメントは恋人たちに人気です。
龍泉洞へと入っていきます。
幻想的にライトアップされた洞内は、ひんやりとしています。
豊富な水量を誇る龍泉洞、
水はとても澄んでいます。
龍泉洞の最大の見どころは地底湖です。
「第一地底湖」
「第二地底湖」
「第三地底湖」と続きます。
どれも青白いライトが光って幻想的です。
果てしない湖底に吸い込まれそうになります。
第三地底湖から急な階段を登っていきます。
「三原峠」という所に出ました。
その先に
「第一地底湖展望台」というのがあり、はるか下の方に第一地底湖が見えていました。
自然の造形センスには驚かされます。
これらは気の遠くなる月日を経て、形作られています。
2016年の大風10号の影響で、龍泉洞入口から水が噴出すほどの洪水の被害に遭いましたが、照明など大破したものの、洞内の鍾乳石などはほぼ無事だったと聞いてホッとしました。
ライトアップはやりすぎな感もありますが、地底湖は必見の価値ありました。
暑い日には、岩手の山奥へ出かけてみるのも良いかもしれません。
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