オシラサマ

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「オシラサマ」とは30cmくらいの桑の木を削って作った「家の神様」です。
東北地方一帯に伝承はありますが、遠野では「馬」と「娘」の「オシラサマ」が祀られていました。

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「オシラサマ」を見るなら「伝承園」の「御蚕神堂」がおすすめです。

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中に入ると1000体もの「オシラサマ」があなたを迎えてくれます。

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遠野物語における「オシラサマ」の伝承はこうです。

昔とても馬を可愛がっていた娘と父親がふたり暮らしていました。
娘の馬への異常な可愛がりようを心配した父親は「そろそろ婿をとれ」と言います。
すると娘は「馬と夫婦になる」といい出しました。
このままでは娘はダメになると思った父親は馬を殺し桑の木に吊るし上げます。
それを見た娘は馬にすがりついて泣き叫びました。
いつまでたっても馬から離れようとしない娘を見て、父親は怒り、ついに馬の首を斧で切り刎ねてしまいます。
すると馬の首は娘を乗せたまま、すぅーっと天へ舞って行ってしまったと云うことです。
馬との婚姻を認めてあげればよかったと後悔した父親は、桑の木で「馬」と「娘」の「オシラサマ」を作ったのでした。

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後にオシラサマは、蚕をを飼うのに桑を使うと良いと告げたことから、養蚕の神となります。
また農業と馬の神様でもあります。

伝承園の「オシラサマ」を見ると、たくさんの願い事が書かれた布がかぶせてありました。
願いが届くと良いなと思いながらも、しかしこの数には、ちょっと、圧倒されてしまいます。

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