嵯峨野・嵐山

投稿日:

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最も京都らしさを味わいたいなら、竹林の風ささやく嵐山「嵯峨野」は外せません。

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嵯峨野の玄関口にある「渡月橋」。
京都らしい、年月を感じさせる風格です。

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桂川のせせらぎも気持ち良いです。

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【野宮神社】
嵐山電鉄を降り、歩みを進めて向かうのは「野宮神社」。
静かな杜の中に佇む、美しい神社です。

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野宮神社はかつて、伊勢神宮に仕える巫女に選ばれた「皇女」が3年籠り身を清めた場所です。
その黒木の鳥居は日本最古の鳥居と云われています。

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縁結びのご利益もあり、若い女性の姿を多く見かけます。
奥にある少し開けた場所は苔が一面に生えて美しかったです。

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野宮神社から大河内山荘に向かう道は嵯峨野の美しい竹林が続きます。

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ポスターなどでも良く見る風景です。

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風がそよぎ、かさかさと笹の葉が鳴る、
日本で最も美しい道の一つ。

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ゆったりと時間が流れていました。

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【御髪神社】
さほど有名な神社ではないけど、僕が気になる神社があります。
なぜならそこは日本で唯一、髪の神様が祀られるところだからです。

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それは「御髪神社」(みかみじんじゃ)といいます。

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数年前の京都旅行で偶然見つけた神社です。
最近ではテレビ等でも紹介されていたので、知名度は上がってきたようです。

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社務所ではさみが用意されているので、自分の髪を切って奉納できます。
僕ももちろん、髪を奉納させていただきました。

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【祇王寺】
御髪神社を後にして、てくてくとしばらく嵯峨野道を歩きます。
細い坂道の先に見えてきたのは「祇王寺」(ぎおうじ)です。

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「祇王寺と書けばなまめく牡丹雪」

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祇王寺はやや奥まったところにひっそりとある、平家物語で綴られる悲恋の尼寺です。

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あるとき、平清盛のもとに舞をお目にかけたいと申し出る白拍子がいました。
名を「仏御前」(ほとけごぜん)といいます。
平清盛は寵愛する白拍子「祇王」がいるからさっさと帰れと追い返そうとします。
それを祇王がとりなし会わせてあげたところ、清盛は一目で仏御前を気に入り、逆に祇王が捨てられてしまいました。

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しかも残酷なことに、清盛は仏御前の身の回りの世話を祇王に命じます。
深く傷ついたの祇王は、母、妹とともに清盛の元を去り、奥嵯峨野の小さな庵で生涯を過ごすことにしました。

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ある日、親娘暮らすこの庵に訪ねてくる人がいます。
その人は祇王から清盛の心を奪った「仏御前」。
仏御前は祇王への申し訳なさと、いつか自分も捨てられてしまうであろう儚さから草庵を訪れました。

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祇王はその仏御前の姿を見て、恨みを捨て迎え入れます。
「恨みも嘆きもない17歳が浄土を願うとは、まことの大道心の持ち主、仏道に導く善知識。一緒に往生を願いましょう。」
それから4人は共に暮らし、仏前に花を供え生涯を過ごしました。

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ここは一面の苔も美しく、咲く花々は四季の移ろいを感じさせてくれたことでしょう。

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草庵の中はこじんまりとして、それでいて心落ち着かせてくれます。

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祇王も仏御前も、心安らかに余生を送られたことを願うばかりです。

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【滝口寺】
祇王寺の隣奥にあるのは「滝口寺」(たきぐちでら)です。
こちらも平家物語で語られる、滝口入道と横笛の悲恋の物語ゆかりの寺です。

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御所の警護をしていた武士「斉藤時頼」はあるとき、花の宴で舞う、建礼門院付の女官「横笛」の姿を見て一目惚れをしてしまいます。
二人はすぐに恋仲となりますが、やがてそのことを知った時頼の父親は「氏素性も知れぬ、つまらぬ女に恋するとは」と時頼を激しく叱責します。
愛しい横笛との恋愛もままならず、未練を断ち切れない時頼は出家することにしました。

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想い焦がれる横笛は涙姿で時頼のいる寺を訪ねます。
だが出家の身である時頼は「ここにそういう者はいない」と横笛に告げます。
悲しみに暮れた横笛は一首の歌を詠みました。

「山深み 思い入るぬる柴の戸の まことの道に我を導け」

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心揺れる時頼は、横笛への想いを断ち切るために高野山へと向かいます。
それを知った横笛は世を儚み、奈良の法華寺で尼となります。
しかしやがて、横笛は命を落とすことに。
横笛の死を知った時頼はさらに修行に打ち込み、「高野の聖」と呼ばれるようになったと伝えられます。

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浄土で二人は結ばれたのか、ここ滝口寺では、穏やかな午後の光が差していました。

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【落柿舎】
渡月橋へと戻る道すがら、田園に囲まれた中に「落柿舎」(らくししゃ)が見えます。

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「落柿舎」は松尾芭蕉の高弟「向井去来」が営んだ庵で、芭蕉も度々訪れています。

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とても雰囲気良く、のどかなところです。
時間に余裕があれば、ひと休憩かねて立ち寄ることをお勧めします。

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爽やかな風を感じつつ、一句詠んでみるのも風情です。

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渡月橋を渡って反対側には願いを叶えてくれるお地蔵様で有名な「鈴虫寺」や
名の通り苔が美しい「苔寺」、お酒の神様「松尾大社」、「月読神社」などがあるのでこちらもおすすめです。

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丸一日かけてゆっくり散策したい、嵯峨野・嵐山は京都でも特に素敵な場所です。

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wpid-0204e9878ee5aeaee7a59ee7a4be-2015-09-24-09-02-2017-05-11-08-00.jpg野宮神社wpid-0207e7a587e78e8be5afba-2015-09-24-09-02-2017-05-11-08-00.jpg祇王寺
wpid-0208e6bb9de58fa3e5afba-2015-09-24-09-02-2017-05-11-08-00.jpg滝口寺wpid-0211e88fafe58eb3e7a685e5afbae988b4e899abe5afba-2015-09-24-09-02-2017-05-11-08-00.jpg鈴虫寺
wpid-0212e69dbee5b0bee5a4a7e7a4be-2015-09-24-09-02-2017-05-11-08-00.jpg松尾大社wpid-0201e69c88e8ae80e7a59ee7a4be-2015-09-24-09-02-2017-05-11-08-00.jpg月読神社
0206e4ba8ce5b08ae999a2-2017-05-11-08-00.jpg二尊院0209e58c96e9878ee5bfb5e4bb8fe5afba-2017-05-11-08-00.jpgあだし野念仏寺
0210e59cb0e894b5e999a2e7abb9e381aee5afba-2017-05-11-08-00.jpg地蔵院

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