志賀海神社〜神功皇后紀 21

奈多の浜では夜通しかがり火が焚かれ、一人の女が舞を踊っていた。 その周りには数人の人影がある。 そのうちの一人は神功皇后であり、武内宿禰であった。 夜空に星は出ているものの、明かりは乏しく、海原は漆黒の闇に見えた。 やが…