壱岐の島は福岡からもフェリーで2時間、高速船で1時間で行ける手軽なアイランドです。
見るからに名の通りの「猿岩」は壱岐で最も有名な観光スポットのひとつ。
海水浴を始め、レジャーにおすすめな島でもありますが、
実は壱岐は歴史深く、太古から続く由緒ある聖地でもあります。
壱岐には数多くの古墳があります。
「鬼の窟古墳」もその一つです。
石室の中を覗き見ることができます。
邪馬台国の時代から、主要な集落があったと考えられています。
壱岐の島の中ほどに木の柵で囲まれた2個の丸い石があります。
「壱岐名勝図誌」に国分石とあり、壱岐の中心の道標になっていた石のようです。
「へそ石」と呼ばれています。
へそ石の横に立つ石柱は、「顎掛け石」といいます。
上部には六面十二菩薩の仏塔が乗っています。
これは神が壱岐島の中心を定めた心の御柱であるとか、ドルメン(巨石信仰)ともいわれています。
壱岐の西の外れの方に「鬼の足跡」という岩があります。
そこにある岩の穴は鬼が蹴破ったものと言われます。
確かに足が抜けたような形です。
「はらほげ地蔵」も有名なスポットです。
胸に穴の空いた地蔵が海に並んでいます。
満潮時は首まで水が満ちるので、供物を供えるために穴を開けたのではと言われています。
他にも素晴らしいスポットがありますので、それはまた個別に紹介します。
そして壱岐に来たら、美味しいウニ丼は外せない逸品であることを付け加えておきます。