「日本最古のりんごの木」というものがあるそうなので尋ねてみました。
それはりんごの名産地、青森県つがる市にあります。
僕はここで、りんごがこんなに美しいものだと、初めて知りました。
一面に実るりんご。
ピンクや青、
真っ赤なりんごが実るここは、色が溢れる世界でした。
そう、まるでおとぎ話の世界のようです。
そしてその先に目指すりんごの木がありました。
1878年(明治11年)に栽植された苗木のうち3本が残っていて、日本国内で最古のりんごの木とみなされているそうです。
りんごは品種改良、交配を繰り返し、また疫病などによる大伐採を繰り返しているので、これほど古い木というわけではないようです。
が、それでもこの老木は、今もたわわに実をつけています。
この3本の木は、「りんごの樹」の名で1960年(昭和35年)に青森県指定天然記念物となりました。