霊場恐山

投稿日:

pa061040-2017-09-4-21-30.jpg

その時、そこには僕だけがいました。

pa060980-2017-09-4-21-30.jpg

宿坊でぐっすり寝んだ朝、空がうっすら明るくなる頃に僕は出かけます。

pa060985-2017-09-4-21-30.jpg

地蔵殿まで真っ直ぐに伸びる参道。

pa060990-2017-09-4-21-30.jpg

脇には地蔵様と風車。

pa060995-2017-09-4-21-30.jpg

青い扁額の文字が際立ちます。

pa061116-2017-09-4-21-30.jpg

宿坊裏手に「降魔石」があるというので見に行きました。

pa061118-2017-09-4-21-30.jpg

二つの溶岩らしき岩があり、多分これの事かと思われます。

pa061119-2017-09-4-21-30.jpg

確かに魔獣が宿っているかの風貌です。

pa060998-2017-09-4-21-30.jpg

再び参道へ。

pa060999-2017-09-4-21-30.jpg

歪な亀の置物がある手水舎。

pa061002-2017-09-4-21-30.jpg

清らかな水が流れています。

pa061123-2017-09-4-21-30.jpg

参道の横には卒塔婆が立ち、

pa061124-2017-09-4-21-30.jpg

遠く小高い丘の上に地蔵尊が立っています。

pa061125-2017-09-4-21-30.jpg

延命地蔵だそうです。

pa061006-2017-09-4-21-30.jpg

地蔵殿でお参り。

pa050968-2017-09-4-21-30.jpg

それでは地獄へ参ります。

pa061029-2017-09-4-21-30.jpg

荒涼とした世界、漂う硫黄臭。

pa050969-2017-09-4-21-30.jpg

供えられた硬貨はあっという間に風化します。

pa061033-2017-09-4-21-30.jpg

「みたま石」

pa061035-2017-09-4-21-30.jpg

魂が凝縮しているかのようです。

pa061041-2017-09-4-21-30.jpg

「無間地獄」

pa061042-2017-09-4-21-30.jpg

奥の岩はたぶん「大王石」。

pa061038-2017-09-4-21-30.jpg

きゃらきゃらと回る、甲高い風車の音は、はしゃぐ子供の声のように聞こえます。

pa061043-2017-09-4-21-30.jpg

「慈覚大師堂」

pa061045-2017-09-4-21-30.jpg

亡き人を、ここで多くの人が偲びます。

pa061046-2017-09-4-21-30.jpg

大町桂月先生の歌。

pa061049-2017-09-4-21-30.jpg

ここは慈覚大師が説法をした所のようです。

pa061050-2017-09-4-21-30.jpg

小さな地蔵様があちこちに置いてあります。

pa061053-2017-09-4-21-30.jpg

女の子座りをしたお地蔵様。

pa061056-2017-09-4-21-30.jpg

その見つめる先には宇曽利湖が見えます。

pa061058-2017-09-4-21-30.jpg

優しい顔の地蔵様。

pa061061-2017-09-4-21-30.jpg

いろいろな人が、いろいろな思いを抱えて、この地に訪れます。

pa061063-2017-09-4-21-30.jpg

そしてここで、何かに区切りをつけて、帰っていくのでしょう。

pa061065-2017-09-4-21-30.jpg

「賽の河原地蔵堂」が見えてきました。

pa061068-2017-09-4-21-30.jpg

「八角円堂」とも呼ばれます。

pa061070-2017-09-4-21-30.jpg

中にかかっているものを見て、ぎょっとします。

pa061071-2017-09-4-21-30.jpg

これは、おそらく、遺品。

pa061072-2017-09-4-21-30.jpg

この中には、悲しみが充満しているようです。

pa061077-2017-09-4-21-30.jpg

「水子供養の御本尊」

pa061079-2017-09-4-21-30.jpg

じっと僕を見つめています。

pa061080-2017-09-4-21-30.jpg

僕はふと思います。

pa061081-2017-09-4-21-30.jpg

この降り積もる哀しみの中で、救いが必要なのは誰なのかと。

pa061082-2017-09-4-21-30.jpg

死は生からの解放です。

pa061084-2017-09-4-21-30.jpg

死は現世の、あらゆるしがらみ、束縛からの解放だとするなら、死者はもう既に救われているのではないでしょうか。

pa061085-2017-09-4-21-30.jpg

むしろ救いが必要なのは、残されてしまった人なのではないか、そう思います。

pa061098-2017-09-4-21-30.jpg

ここに延々と積もる哀しみは、死者のものではなく、生者のもの。

pa061087-2017-09-4-21-30.jpg

恐山は生きるものが、少しだけ、死に寄り添うことができる、そんな場所だと思います。
残されたものの哀しみを、受け止めてくれる場所。

pa061089-2017-09-4-21-30.jpg

恐山で行き着く先にあるのが、この宇曽利湖。

pa061093-2017-09-4-21-30.jpg

ここは極楽浄土であると表現されますが、

pa061094-2017-09-4-21-30.jpg

確かに美しくはあるけど、哀しい場所だと思いました。

pa061092-2017-09-4-21-30.jpg

ただただ美しいということが、こんなにも哀しいとは思いませんでした。

pa061095-2017-09-4-21-30.jpg

ここでも子供達の笑い声のような音が、鳴り響いています。

pa061097-2017-09-4-21-30.jpg

30分ほど、呆然と立ちすくんでいました。

pa061105-2017-09-4-21-30.jpg

いつの間にか足は帰路を目指していましたが、ふと気になり湖を振り返ると、光が差しています。

pa061106-2017-09-4-21-30.jpg

どうやら今日も、日が昇り始めたようです。

img_9303-2017-09-4-21-30.jpg

1208e99c8ae5a0b4e68190e5b1b1-2017-09-4-21-30.jpg

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中