那珂川の秘境「山神社」です。
山神社は「戸板」という集落の中にあります。
集落と言ってもほぼ山です。
車も車幅ギリギリの道で、勾配もエンジンを吹かせて時速10kmくらいでやっと登って行きます。
そうしてたどり着くのですが、そこは思わず帰りたくなる雰囲気です。
勇気を振り絞って階段を登ります。
この日は雨でしたので、晴れた日はまた雰囲気が違うのかもしれません。
お堂に上がります。
そこで目にするのは、
大日如来の摩崖仏です。
ここまで来ると、不思議と怖い感じは消えました。
お堂は岩にめり込むように建てられています。
お堂の裏にある大きな岩。
この岩は、天岩戸の戸の一枚だと伝わっています。
那珂川には岩戸伝説が伝わっているようです。
前原から那珂川一帯に伝わる「ひむか伝説」もちょっと気になっているところです。