伝衣塔

投稿日:

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太宰府天満宮の参道を一本ずれた横道の一角に、並々ならぬ気配を醸し出す場所があります。

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そこに流れる小川は「藍染川」(あいぞめがわ)と呼ばれています。
この川は謡曲「藍染川」の舞台となった場所だそうです。
天満宮の神官「中務頼澄」(なかつかさよりずみ)を慕って筑紫に下ってきた京女「梅壺」は、頼澄に会えない悲しみに藍染川へ身を投げます。
それを知った頼澄が天神様に祈ったところ梅壺は生き返ったという伝説話です。

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玉垣に囲まれた石は梅壺侍従蘇生の碑だそうです。

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またその奥に「伝衣塔」(でんえとう)と呼ばれる石塔があります。

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鎌倉時代のこと、崇福寺(そうふくじ)にいた聖一国師(しょういちこくし)の夢枕に道眞が現れれ禅の教えを問いました。
そこで国師が宋(中国)の仏鑑禅師に紹介したところ、公は一夜のうちに宋に渡り、忽ちに悟りを開いて戻って来られたと云います。

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悟りの証にもらった法衣を聖一国師の弟子の鉄牛円心和尚が納めて建てた塔が伝衣塔であり、その時創建された寺が光明禅寺と伝えられます。
ここは太宰府天満宮でも究極のパワスポなのかもしれません。

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10件のコメント 追加

  1. 73 より:

    お返事ありがとうございます(o^^o)
    住まいの近くに日本三躰 永谷天満宮があります。23日から秋季例祭です。

    ブログ名 出雲
    で検索しても面白い記事ありますよ(^^)。
    また、お邪魔させていただきます!

    いいね: 1人

    1. CHIRICO より:

      こちらこそ、ありがとうございます。
      僕は美容師なので、休みが少ないのですが、それでも暇を見つけてはパワスポなどを旅してます。
      今年は10月に山形に行く予定で、11,12月は出雲のチケットを手配たところでした。
      鎌倉や江ノ島には、来年早々にでも行ってみたいと思っていますので、その流れでぜひ永谷天満宮も参拝させていただきます!

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  2. 73 より:

    楢崎こうげつでググってましたら、保久良神社とありました。
    巨石があるみたいです。
    カタカムナってご存知でしたか?
    Yahoo! の検索で天才物理学者 楢崎こうげつ 上から5つ目など是非読んでみてください。
    山形は鳥海山? 大物主を祀るのでしたでしょうか?

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    1. CHIRICO より:

      カタカムナについては、名前を知っている程度です。
      面白そうですが、日本の超古代遺跡についても、少しずつ謎が解けつつあります。

      巨石信仰は、実は日本中至るところにあるようです。
      古代出雲でも磐座信仰はあったようですし、渡来人の物部氏や秦氏も、一部で巨石を信仰していた形跡があります。
      奈良の住宅街の裏山に、奇怪な巨石があります。
      益田岩船と呼ばれていますが、一見すると宇宙船かと思うような造形です。
      しかしこれは額田部皇女、いわゆる推古女帝が女性器を模して造らせたらしいということを最近知りました。
      この益田岩船はイザナミも表しているということです。
      当然、男性器を模したイザナミの磐座も必要だということで、額田部皇女は物部守屋にそれを造るよう命じたそうです。
      が、守屋は上宮太子(聖徳太子)と石川臣麻古(蘇我馬子)によって殺されてしまいます。
      なので造りかけになったイザナギの岩が、兵庫にある生石神社に残っています。
      男性・女性を模した磐座は、古代祭祀において、子孫繁栄の象徴として欠かせないものだったようですが、古代人の想像力には全く驚かされます。

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  3. 73 より:

    益田岩船!ネットサーフィンしてみたことあります!
    先のブログ名 聖徳太子の秘密5
    検索すると酒船石についての記事があります。
    もしかすると同じかもしれないですね〜。
    酒船石 ブログ名
    古墳 ブログ名
    でも面白い記事あります。

    子ども向けの書籍でたかしよいちさんの古墳の本、ナウマン象の化石の本を読むとブログ記事との関連も感じます。
    この夏、上賀茂神社、白峯神宮、大神神社、石上神宮、石舞台古墳、淡路島のおのころ神社、伊奘諾神宮に行ってきました。甲子園観戦がメインでしたが順延などありましたので。
    京都と裏話という面白い記事もあります。

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    1. CHIRICO より:

      昨年末から今年にかけて、奈良へ5〜6回足を運びました。
      最初は神功皇后の伝承地を巡る旅でしたが、葛城王朝、磯城王朝などの遺跡がアンテナに引っかかって、
      そこからどんどん古代史の謎に引き込まれてしまいました。
      そんな時、まるで謎解きをしてくれるように、斎木雲州氏の著書に出会いました。

      あれほど神話・古代史の検索を、これまでもかけていたのに、今まで引っかからなかったのが不思議です。
      斎木雲州氏とはペンネームで、本当は出雲王家の直系の子孫で、記紀によって隠されてしまった真の古代史を、
      口伝相伝で伝えられてきた「富家」の末の方のようです。

      著者の本は、滅ぼされた出雲王国の話も、割と客観的に淡々と語られていて、他にも九州、奈良、関東、東北に至るまで、
      どのようにして大和王朝が生まれ、滅ぼされ、神話化されてきたかが記されています。
      天津神・国津神のおどろく正体や、なぜ日本書紀や古事記で偽りの神話を創作しなければならなかったのか、などが解ります。
      八千戈王、八重波津身副王を拉致し、孤島の洞窟に閉じ込めて枯死させ、裏で画策して出雲王国を滅ぼした渡来人の末裔は、
      今、出雲祖神の子孫、出雲臣を名乗り、のうのうと世を謳歌している、ということらしいです。
      著者の父親、または本人の出版物は時として買い占められ、世に出回らなくなってしまったそうです。
      アマゾンで「大和と出雲のあけぼの」という本を検索すると、びっくりする金額が表示されているのがその一例です。

      内容に真実性があり、いわゆるインスピレーションやスピリチュアルな天啓によってもたらされる話ではなく、
      実在の人名、土地名、歴史的遺跡などを根拠にあげつつ、いささかお粗末さを感じながらも必死に丁寧に説明している文面は信用性があると思われます。
      出版社の「大元出版」は富氏が自ら立ち上げているようで、製本の質からいっても自費出版に毛が生えたようなレベルです。
      氏が利益欲しさに嘘の歴史をでっちあげて、面倒な製本出版をしているとは思えません。
      また、内容に政治的思想や宗教的思想があるわけでもなく、真の歴史を伝え残したい、その一心で活動をされているように、僕には思えます。
      僕が知りたかったのは、まさにそうした真実の伝承なので、彼からもたらされる情報に、どっぷりはまっている状況なのです。

      と、つい熱く語ってしまいました。
      比較的容易に買える「出雲と蘇我王国」「親魏倭王の都」はおすすめです。
      少々古代史の知識は必要ですが、記紀のあらすじを知っていれば理解可能です。
      慣れてきたら「古事記の編集室」や「飛鳥と宗教戦争」も良いと思います。

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  4. 73 より:

    検索してみますね。
    奈良はゆっくりまたいってみたいところですね。
    斎木雲州さん、藤沢市というのは確認しました。
    私の住まいの近くにいらしたのですね。
    渡来人 白山王朝を滅ぼしたのもそれかも?
    藤原氏が皇室を乗っ取ろうとした時代があった記事がありました。渡来人です。元寇も関係しているとかいないとか。
    ブックオフで
    森羅万象2巻をゲットしてきました。
    内在神と共に という本も。
    ご紹介いただいた本も探してみますね。

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    1. CHIRICO より:

      藤原氏、僕も渡来系と思っていましたが、先祖は出雲系のようです。
      鎌足は天児屋根を祖とする渡来系の中臣家に養子に入り、中臣鎌足と名乗ったので、渡来系であると誤解されているみたいです。
      それで中大兄が大王(天智天皇)になった時に、中臣姓から独立し、藤原の名を賜っています。
      藤原氏が力をつけると、他の中臣氏が藤原姓を名乗りたがったので、それを禁止する令を発布しています。
      藤原氏は鹿島神宮に代表される常盤出雲族だったようです。
      上記の話は、例の斎木雲州の著書によるものです。

      ただし、鎌足や不比等の野心は強かったようで、祭神のタケミカヅチを甕の神(食物や水に関係した神と思われます)から雷神に変え、
      出雲の国譲り神話では、天津神系の武神として登場させています。

      また、藤原氏についてはまだ、雲州氏の説に完全に納得はしていない部分もあるので、これからまた考察していきたいと思っています。

      いいね

  5. 73 より:

    ありました!
    2015/1/27 意外な繋がり
    他には 藤原氏 伊勢白山道 で検索されても記事でてきます。
    考察のご参考にしてくださいね。
    夏に諏訪大社にもいきました。
    松本あたりにもミシャグジとかいろいろありまして、私には整理出来ないのでいつも感謝の参拝するのみなんですがなんとなくつながりを感じます。
    千葉の台方にある麻賀多神社の記事などもご参考にしてください。
    天武天皇、天智天皇に限りませんが後継者争いとか昔からあるんですよね。
    人類進化の選別は長い時間をかけて行われてるんですねー。
    もうそろそろ終わりでしょうか?笑笑

    いいね

    1. CHIRICO より:

      出雲王国を始め、滅びた数々の王朝、そうした歴史の書き換えが神話となって残っているのでしょうね。
      世界的に見ても、他族による侵略戦争は、至る所で繰り返されてきました。
      ただ、日本が特殊なのは、やはり渡来人一族によって失われた王朝はあるものの、その渡来人たちは皆、帰化し、大和の人間として日本で暮らしているということです。
      「和を以て貴し」とありますが、渡来人さえも和国の和の中に帰属して行くのです。
      これは異国の世界では稀なことであり、それだけ、日本という国を壊したくないと思わせるだけの魅力が当時からあったのだろうと思われます。

      異国・他国の人をも魅了した母国の美しさを僕も知りたいと思い、急ぎ足で各地を旅しています。
      四季も失われつつある今、残された時は決して多くはないと思うからです。

      いいね

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