「海の紅葉」が見れるというので、11月の佐賀、有明海沿いにある「東与賀海岸」へ行ってみました。
「干潟よか公園」という公園を目印に向かうと良いです。
佐賀市東与賀町にある有明海の干潟に面した泥の海岸は、全国的に珍しい シチメンソウ の群生地だそうです。
延々と続くシチメンソウはまるでレッドカーペッドのようです。
ただ、ネットで見かける写真はこのくらい赤々としたものが多いですが、実際にはもっとくすんでいます。
この写真は彩度をいじってあります。
ライトアップの光や夕日を重ねて、赤く見せた写真が多いようです。
僕もあれこれ撮り方を工夫してみましたが、実際に目で見た感じは、これよりももっとくすんで見えてました。
シチメンソウはアカザ科の植物で、ホウレン草と同じ仲間だそうです。
塩生植物という珍しい植物で、干潮の時に陸地となり、満潮の時に海水が入ってくる干潟だけに生える種で、 日本では有明海沿岸の干潟だけに自生する、絶滅危惧種です。
夏は緑色をしていて、秋には鮮やかな赤に変わります。
有明海といえば干潟。
干潟を見ると小さな魚が飛び跳ねています。
むっちゃんやん、って思いましたが、どうやらトビハゼという似たやつだったみたいです。
のんびり訪れるには良い場所です。
北海道には同じように海を赤く染める「サンゴ草」が見られるところもあるそうです。
いつかそちらにも行ってみたいです。