サターンの椅子

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神戸の北野異人館街に「願いの叶う椅子」があるというので行ってみました。

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車を駐めて坂道を歩きます。
かなりの急勾配、マジきつい。
途中、美容師なら知らない人はいない、サッスーン氏の旧邸がありました。

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そして目指す「山手八番館」は、坂の一番上にありました。
「チューダー式」という「三連式塔屋」の洋館です。
独特の外観をしています。

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いきなり異様な門番が立っています。

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「天燈鬼」(てんとうき)と「龍燈鬼」(りゅうとうき)だそうです。

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館内は異形の彫刻類で埋め尽くされています。

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ここは大正時代、「サンセン氏」の自宅として建てられたものですが、氏はややオカルトチックな人だったと思われます。

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他の洋館とは雰囲気を異にしていて、興味をそそられます。

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さて、ありました。
これが「サターンの椅子」です。
向かって右側が「女性用」、左側が「男性用」です。

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こちらが女性用。
過去には18回座って、18回願いを叶えたおばあさんがいらっしゃるそうです。

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「サターン」と言えば一般には「悪魔」を連想してしまいます。
まるで願いを叶えるために命を削られそうな雰囲気。
でもこれは、ちょっと勘違いのようです。

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こちらは男性用。
「サターン」とは「Saturn」、農耕の神「サトゥルヌス」の事です。
農耕の神なので、惑星の「土」星もこの名が当てはめられてます。
ギリシャ神話では「クロノス」となります。
悪魔の方は「Satan」となって、「サタン」という言い方が近いようです。

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豊穣ゆえに「願いも実る」、ということなのでしょう。

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それにしても、なかなかグロテスクな彫刻です。

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ちなみにゴヤの絵画で「我が子を食らうサトゥルヌス」という衝撃的な絵があります。
サトゥルヌスは自分の子に殺されるという予言を恐れて、5人の我が子を次々に呑み込んでいったという伝承があるのです。

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椅子に座って見えた風景。
「サターン」も、悪魔と全く無関係というわけでもないようですね。
しかしこれで我が願いも叶うことだろう、デュフフ…

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