大阪にある「サムハラ神社」は知る人ぞ知る人気の神社なんだそうです。
サムハラ神社は大阪の街中にある小さな神社です。
「サムハラ」という字は、キーボードを叩いても出てくることはありません。
看板にあるサムハラの字は漢字ではなく神字なのだとか。
そう聞くと、ちょっと新興系か電波系の匂いがしますが、そういう訳でもないようです。
サムハラ神社に足しげく訪れる人の目的の一つがこの指輪です。
御神環(指輪形肌守)と言われ、サムハラの四文字が銀の指輪の内側に掘られています。
いつも欠品中で、あったとしても自分に合うサイズがあることは稀なようです。
ご利益としては「厄除け」や「魔除け」といったものらしいですが、数々の奇跡を体験した人も多いようです。
元は戦時中、弾除け神社として、出兵の折には多くの人が訪れた神社で、
加藤清正は朝鮮出兵のときにサムハラの神字を刀に彫り刻んでいたために難を逃れたとの言い伝えもあります。
ご祭神は「天御中主大神」「高産巣日大神」「神産巣日大神」を総称とした「サムハラ大神」。
指輪は手に入らなくても、加藤清正の話などを考察すると、参拝しサムハラの神字四文字を記すことでご利益を受けられるということになります。
どのみち僕は美容師なので、指輪は着けないことにしています。
指輪をした手でお客様の頭や髪に触れることは、なんとなく失礼に思ってしまうからです。
著名人もこっそり訪れているという神社ですが、元宮は岡山にあると云います。
そちらにもいつか参拝したいところです。