櫻井神社

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糸島にある「櫻井神社」(さくらいじんじゃ)は知る人ぞ知るパワースポット。
なぜなら伊勢神宮の内宮と外宮を併せ持つ、由緒正しい神社だからです。

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櫻井神社に行くなら、まず糸島の夫婦岩を訪れましょう。
この浜は、伊勢と同じ「二見ヶ浦」と言います。

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伊勢の「朝日の二見ヶ浦」に対し、こちらは夕日が美しい「夕日の二見ヶ浦」と呼ばれます。
この浜もきっと、禊の意味合いがあるのだと思います。

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筑前二見ヶ浦の裏手にある岡を上ると、「櫻井神社」があります。

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この神社の始まりの話です。
江戸時代の初期、大豪雨の中、岩戸の戸が開き、霊験あらたかな神が出現し、様々な奇跡が起こります。
それを聞いた黒田忠之は家臣を二度使いに出しますが、二度ともその答え寸分違わず御験(みしるし)を得ました。
そこで神威に感謝して立派な社を建てられたそうです。

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主祭神は「輿止妃大明神」であり、これは
神直日神(かむなおひのかみ)、大直日神(おおなおひのかみ)、八十枉津日神(やそまがつひのかみ)
の3柱の総称で、最初の2柱の神は厄災を祓い清める神です。
八十枉津日神は厄災そのものを司る神といいます。

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拝殿には多数の絵が奉納されています。

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さて、7月2日の朝4時です。
日が早くなったとはいえ、さすがにまだ真っ暗な本殿裏に人だかりができています。
実は本殿裏には、この櫻井神社の真の聖地が隠されているのです。

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通常の拝殿裏は「岩戸宮」とありますが、このように戸が閉ざされています。
しかしこの戸が開く日があり、それが正月三が日と7月2日なのです。
しかも7月2日は特別で、なんと戸の中、つまり岩戸の中に入って参拝できる日なのです。

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岩戸とはそう、大豪雨の中、霊験あらたかな神が現れたという場所です。
朝4時になると神官さんを中心に氏子さんたちが岩戸前に座り、祝詞奏上がはじまります。

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しばらく太鼓を打ち鳴らし、神事が執り行われていくのですが、
おもむろにすべての明かりが消されます。
…辺りは真っ暗の闇に包まれます。
誰も声一つあげる人はいません。
静寂が続きます。
…かなり長い間、闇が続きます。
遠くで鶏の鳴き声が聞こえてきました。
…ふと、明かりが灯ります。
そして岩戸の門が御開帳です。

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これはまさしく当時の神の降臨の様子を再現したものでしょう。
また、天照の天の岩戸を重ねているとも思われます。

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岩戸とはいわば古墳です。
古墳の石室に入っていくわけですが、とうぜん一組づつしか入れませんので、順番が回ってくるまでだいぶ待ちます。
空は次第に明るくなってきました。

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本殿に近づきましたが、その造りの鮮やかさに驚きます。

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岩戸前では水に浸けた榊で左・右・左と肩の左右に振って身を清めます。

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いよいよ岩戸内に入っていきます。

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岩戸の中はとてもひんやりとしていました。

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岩を積み上げた洞窟の中はしっとり濡れていて、雫が落ちてきます。

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岩戸内では社務所でいただいた榊を捧げます。

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果たして、どのような神がここに現れたのでしょうか。

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うっすらと見える天井を見上げて、退室しました。

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本殿の屋根左右に阿吽の龍の彫り物があります。

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とても見事なので、忘れず見ておきたいです。

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夫婦岩の遥拝所もあります。

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ここで境内を離れ、一旦楼門をでます。

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楼門向かいに鳥居があり、丘へと続く参道があります。

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少し歩きますが、こちらも忘れずに参拝したいです。

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その奥にあるのは「櫻井大神宮」です。

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この鳥居はそう、伊勢を連想させます。
ここは伊勢の「天照大神」と「豊受大神」2神を祀っています。

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3つの建物からなるこの神社は、つまり内宮と外宮を併せ持った神社となります。

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これら神聖な場所に、奥まで入ることができるのは凄いことです。

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長年の侘びを感じさせる本殿。

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静かな杜に囲まれて、とても心穏やかになれる場所です。

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静かに祈りを捧げます。

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さて、櫻井神社から500mほど離れたところに「浦姫宮」という社があります。

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岩戸宮に現れた神はどうしたのか、
それは「浦新左衛門毎治」の妻に憑いたようです。
妻に神託が下り、約束の5年間の五穀断ちの苦行を果たすと、千里眼を授かったと云います。
そうして浦の婦人に聞けば何でも分かると評判になり、黒田忠之の聞きおよぶことになるのです。
その後、黒田家の御家騒動を解決したりと活躍を続け、「浦姫様」として敬われることになりました。

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その後も黒田の殿もお忍びで通うほどだったといいます。
まさに櫻井神社の創建は、この小さな浦姫宮から始まったのです。
ただ、そのような超能力を持った女性が幸せに暮らした話はあまり聞かないので、浦姫様のその後が気になります。

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どうぞ健やかでおられたのならと、願うばかりです。

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