宮島散策の楽しみの一つは、なんといってもグルメ巡り、食べ歩きでしょう。
宮島の商店街を歩いていると、まず気になるのは焼き牡蠣の香ばしい香りです。
至る所で焼かれる牡蠣の誘惑を振り切り、「牡蠣屋」さんへ向かいました。
店内には豊富な牡蠣メニューと
それに合うワインが取り揃えてありました。
僕が数ある店の中から、この牡蠣屋を選択した理由は、ここの「裏メニュー」の情報を得たからです。
それがこれ、「牡蠣屋定食」です。
お値段2,150円。
まずは焼き牡蠣が2個。
まろやかな甘みのある広島産牡蠣が美味しいです。
小さめの牡蠣めし。
味の浸みたご飯が美味しいです。
牡蠣フライ3個。
自家製タルタルとケチャップで楽しめます。
牡蠣のオイル漬け1個。
濃厚な佃煮のような味わいです。
最後は牡蠣入りの赤だし。
さっぱりとして美味しい。
以上です。
ん、まあ美味しいし、いろんな味を楽しめるのでおすすめです。
しかし糸島で格安にたらふく牡蠣をいただいている僕には、正直ちょっと物足りなくもあります。
宮島の牡蠣の値段を考えると、確かにリーズナブルだとは思いますが。
で、これだけ牡蠣を味わいながらも生牡蠣がなかったので、追加で注文。
地御前産というやつをいただきました。
もちろん美味です。
裏メニューと言いつつ、割と公然と存在する「牡蠣屋定食」、
うまく店側に乗せられている感もありますが、
安くうまいものが食えるなら、うまく乗っかるのが旅を楽しむ秘訣です。
お腹が満たされたら次はデザートです。
商店街のひとつ裏の通り、「町家通り」も最近は隠れた名店が増えてきているようです。
雰囲気良さそうなカフェがありました。
カフェギャラリー「宮郷」さんです。
店内は和雑貨がたくさんあり、
庭も素敵です。
抹茶のセットをいただきました。
なんか可愛いのがあったので、お土産に買いました。
こんな感じ。
さて、悩ましいのが「もみじ饅頭」です。
一体どこで買えばいいのか。
ネットでは「にしき堂」が人気のようです。
最近人気が出ていそうな「藤い屋」さんでは「やきたて」のもみじをいただきましょう。
餡はこしあんのみです。
焼きたてのもみじは、皮が屋台で食べるできたてのミニカステラのようで美味しいです。
外はやや「パリッ」で、中はしっとりふっくらです。
商店街を歩いていて、列ができているのは「紅葉堂」の「揚げもみじ」。
カリトロの味わいは一度食べる価値ありです。
出来損ないのもみじを再利用できないか、との思いで生み出されたそうです。
その割に通常のもみじの倍以上のお値段なのはいだだけませんが、美味しいので買ってしまいます。
揚げもみじ神社なんてのもあります。
餡、クリーム、チーズがありますが、チーズが特におすすめです。
と、宮島のもみじ饅頭を紹介しましたが、実は僕の一番推しは「おきな堂」さんです。
宮島内には無く、本土側のフェリー乗り場にお店があります。
広島に住んでいた頃、偶然通りかかって買った店ですが、以来宮島に来たら必ずここで買い求めています。
ここのもみじは日持ちがしません。
賞味期限3日程度です。
しかしそのぶん、出来立てでふわふわの皮が他を圧倒しています。
餡も星型に入れてあるというこだわりようです。
どこから食べても隅々まで餡を楽しめるというわけです。
さて、どうしても気になったものがありました。
三度くらい店の前を通り過ぎて、やはり気になって買ってしまいました。
冷たいソフトクリームの上に、あつあつの焼き芋のペーストが乗っています。
これが美味くないはずがない。
そう思っていると、何か熱い視線を感じました。
はっ、殺気!
宮島食べ歩きで、油断は禁物です!
山田屋さんの隣だったので、やまだやのおじちゃんが出来損ないのもみじ饅頭やら割れたしゃもじせんべいを気前よくくださいました。
見栄えは悪くても味は変わりません。最高のおやつでした。いまだにお土産を買う時はいつも山田屋です。
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今度から僕も山田屋さんで買います♪
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