伊勢神宮・内宮:斎王 12

「この神風(かむかぜ)の伊勢の国は常世の浪の重浪(しきなみ)帰(よ)する国なり。傍国(かたくに)の可怜(うまし)国なり。この国に居(を)らむと欲(おも)ふ」
 
 ついに僕も彼の地へと辿り着きました。日本最大の聖地、日本…

おはらい町・おかげ横丁

お伊勢参りで楽しみの一つは「おはらい町」と「おかげ横丁」めぐり。伊勢神宮の門前町でノスタルジックな店々が所狭しと立ち並び、一年を通じて、たくさんの人で賑わいます。 おはらい町通り入り口で最近注目を浴びている「ハートの石」…

斎宮跡:斎王 11

三重県多気郡明和町に「幻の宮」とされてきた斎宮跡が、昭和45年に発掘されました。 それは東西約2km、南北約0.7kmの広大な面積を占めていました。 「斎王」(さいおう)とは、「斎皇女」(いつきのみこ)とも呼ばれ、伊勢神…

磯神社:斎王 番外

伊勢市街から宮川大橋を渡り、磯町へ。 別宮・瀧原宮から外宮・豊受大神宮そばを流れる宮川の最下流域に鎮座する「磯神社」(いそじんじゃ)を訪れます。 そこは駐車どころか、離合もままならない細い路地にありました。 なので撮影時…

朝熊岳金剛證寺・神明神社の石神さん

「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊をかけねば片参り」 伊勢音頭の一節にも謳われる、朝熊。 そこの「朝熊岳金剛證寺」(あさまだけこんごうしょうじ)を訪ねました。 お伊勢参りの参拝は、二見浦で禊をし、外宮から内宮へ参るのが古来…

猿田彦神社:斎王 10

神話によれば、猿田彦は天孫ニニギの天降りに出向き、一行を無事に葦原中国に送り届けると、猿田彦はアメノウズメに自分を送り届けるように頼んだ。 猿田彦は故郷である伊勢国の五十鈴川の川上へ帰り、鎮まった。 伊勢神宮・内宮の近く…

神在神社〜神功皇后紀 外伝

何と長閑なこと… 穏やかな陽気の中、自分の前後に連なる行軍を眺め、女はわずかに目を細めた。 松浦国では、鏡山の山頂に登り祭祀した。 そこから遥か遠く、海の向こうを眺めてみたが、神の示した異国は見えなかった。 しかし女は、…

伊都王国の痕跡

「末廬國から東南へ陸を500里行くと、伊都國に到る。 そこの長官を爾支といい、副官は泄謨觚・柄渠觚という。 1000余戸の家がある。 世々に王があるも、みな女王國に統べて属する。 帯方郡の使者が往来して、ここに常にとどま…

篠栗九大の森:「水辺の森」のラクショウ

篠栗にある九大の森に、三たび訪れました。 それはこの「水辺の森」に立つ、ラクショウの木を見るためです。 過去2回の訪問では、水が引いて湖面に立つラクショウをみることができませんでしたが、ようやくその姿を目にすることができ…

田手神社:斎王 番外

佐賀県神崎郡吉野ヶ里田手、車通りの多い34号線から入り込んだ住宅街に「田手神社」はぽつんとありました。 この小さな神社は天照大神の荒御魂とされる「撞賢木厳之御魂向津媛命」(ツキサカキ イツノミタマ ムカツヒメノミコト)を…

別宮・倭姫宮:斎王 09

「その神は神風の伊勢の国の百伝(ももづた)ふ、渡逢(わたらい)の県(あがた)の拆鈴五十鈴(さくすずいすず)の宮におられます。名は、撞賢木(つきさかき)厳之御魂(いつのみたま)天疎(あまさかる)向津媛命(むかつひめのみこと…

別宮・伊雑宮:斎王 08

彼女は朝日信仰を大切にした。 朝日を拝むには、東向きの海岸が良いと考え、伊勢国に移住を決意する。 彼女は信仰を広めるため、伊勢の各地を転々と移動した。 志摩国に伊雑宮あり。 当宮の社家は「井澤富彦」といった。 彼は出雲系…