「須佐神社」(すさじんじゃ)は日本神話の英雄神「須佐之男命」(すさのおのみこと)の終焉の地であり、その御魂を祀る唯一の神社と伝わります。 山に囲まれたへき地、出雲市佐田町須佐にひっそりとあります。 僕はかつて、広島県北の…
日: 2018年5月2日
須我神社:伝・八岐大蛇(8)
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣作る その八重垣を 苦難の旅の末、辿り着いた国「出雲」。 スサノオはそこで暴れるヤマタノオロチを征伐し、美しい娘クシナダヒメを救い出します。 クシナダヒメを妻に迎えたスサノオは、二人で…
元八重垣神社跡:伝・八岐大蛇(7)
奥出雲町の外れ、雲南市と境に「伊賀武神社」(いがたけじんじゃ)があります。 そこに「八重垣神社」の文字も彫られていました。 長い石段を登ります。 伊賀武神社の御祭神はスサノオ・徐福の息子、「五十猛命」です。 また、「武御…
八重垣神社:伝・八岐大蛇(6)
出雲で「大社」に続く恋愛スポットで近頃有名なのが「八重垣神社」(やえがきじんじゃ)です。 「須佐之男命」(すさのおのみこと)とその妻「櫛名田比売命」(くしなだひめ)の神話に縁ある神社のひとつと云われています。 境内に入る…
佐世の森:伝・八岐大蛇(5)
「古老の伝えに云へらく、須佐之男命、佐世の木の葉を頭さして踊躍(おど)りたまふ時に、させさる佐世の木の葉地に堕ちき。故、佐世といふ。」 – 出雲国風土記 – 【佐世の森】 ついにヤマタノオロチを退…
八本杉:伝・八岐大蛇(4)
スサノオはおもむろに腰の剣を抜き、酔って寝てしまったヤマタノオロチの首を、次々斬り落としました。 そのつるぎは十握剣(とつかのつるぎ)、または「天羽々斬」(あめのはばきり)と呼ばれた神剣です。 スサノオは首に続いてオロチ…