601年2月に、広い斑鳩大宮が出来上がり、橘宮から舎人たちが移っていった。 その大宮は、外側に太子の住居の大殿があり、横に四角の夢堂があった。 この大宮の形は、太子が大王になる準備をしたことを示していた。 それを察した推…
日: 2018年5月23日
飛鳥寺:八雲ニ散ル花 82
585年に流行した疱蒼の癒えぬ大臣「石川麻古」は、敏達大王に申し出ることにした。 「三宝の力を受けなければ、わたしの病は治りそうもありません」 「わかった、石川家にのみ、仏法を行う事を許そう」 そう言うと、大王は石川麻古…
玉造稲荷神社:八雲ニ散ル花 番外
森之宮から南に数百メートル、そこにある「玉造稲荷神社」も、上宮太子とゆかりある神社であると云われています。 当社の創始は古く、社伝によれば、垂仁天皇18年(紀元前12年)に創建され、当時は比売社と称していたとされます。 …
鵲森宮 (森之宮神社):八雲ニ散ル花 81
「鵲森宮」(かささぎもりのみや)は、大阪市中央区の一角に、こぢんまりとある神社です。 通称「森之宮神社」(もりのみやじんじゃ)といい、この辺りの地名「森之宮」の由来となっているそうです。 御祭神は聖徳太子の両親である「用…
石舞台古墳:八雲ニ散ル花 80
奈良県明日香村にある古墳時代後期の古墳、「石舞台古墳」。 それは「蘇我馬子」の墓といわれる古墳です。 30数個の巨石から作られていて、全長は約19m、横幅3.4m、高さ4.8mあります。 玄室の高さは7.7メートル、国内…