福岡の美容師に朗報です。
月曜日でも心置きなく楽しめる美術館がありました!
それが「三浦鏝絵美術館」です☆
福岡県大野城市の住宅街、そこに鏝絵(こてえ)の私設美術館があるというのは、随分前から知っていました。
しかし、そこは一見さんを寄せ付けない、異様な雰囲気のミステリースポット。
「こてえ美術館」と書かれた矢印の看板はアパート上部を指しています。
しかし何故か美術館らしき場所は、半地下に続いていました。
鏝絵とは、日本の古い家屋や蔵の壁に、「コテ」で「しっくい」を乗せて描く日本式レリーフの事です。
「自由にどうぞ」と解放された館内は整頓され、たくさんの鏝絵が並べられています。
ふむ、
ふむ。
いや、とてもユニークです。
ただ、なんでしょう、
とってもカオス。
鏝で作ったとは思えないすごいクオリティのものもたくさんあります。
これは顔出しパネルでしょうか。
海外の評価も高いようです。
このオーナーかつアーティストの「三浦 辰彦」さんは、15歳で左官の仕事を志したのだそうです。
21歳の時にロダンのレリーフに感銘を受け、「左官なのだから石に彫らず、鏝でしっくいを塗って作ろう」と創作を始めたのだとか。
カッコイイ。
さぞ変人個性的な方だろうと思っていたら、とても優しげな、素敵な方でした。
地元の子供達にも人気のようです。
素敵な三浦鏝絵美術館へ、思い切って訪ねてみませんか。
http://www2.csf.ne.jp/~t-miura/index.html