奴奈川神社:八雲ニ散ル花 蝦夷ノ王篇00

「のう、姫よ、儂はどうにも其方を好いてしもうたようじゃ。朝から晩まで、姫のことばかり考えておる。 出雲は少しばかりここより遠いが、どうじゃ、儂の元に嫁いでくれんか。」 その遠いという距離を、この男は足繁く通ってくる。 勾…