長崎の平戸で、平戸城を中心としたライトアップが行われていましたので、行ってきました。
会場内の入り口はいくつかあるようですが、僕は正面入り口と思われる「亀岡神社」参道から伺いました。
まっすぐに伸びた参道の入り口が、最初のモニュメント「光の参道」。
いきなり気持ちを持って行かれました。
怪しく浮かぶ鳥居と、時とともに色が移ろう光の参道。
かっこいい。
これは期待できます。
バチバチ音がしているのは雨の音です。。
続いて「デジタル歴史絵巻」というコーナーがあります。
平戸ゆかりの歴史人の紹介が、巻物を広げるように流れていきます。
奥の石垣が
爆発したかと思うと、
中から鎧武者の姿が浮かび上がります。
この「平戸城」のライトアップは、再築城300周年を記念して行われているそうです。
手がけるクリエイティブチームは3つ。
『ZERO-TEN』
各種映像、CG制作、WEB、アプリなどの開発・制作、イベント運営企画などを展開。
長崎市「軍艦島デジタルミュージアム」「DRUMTAO」の映像制作などを手掛けているクリエイティブカンパニー。
『FJ.eWorks』
商業施設の総合プロデュースを行うマネジメントのプロ集団。
福岡城さくらまつりなど、大型イベント等のプロデュースも手掛ける。
『NAKED』
1997年、村松亮太郎を中心に設立されたクリエイティブカンパニー。
映画/広告/TV/インスタレーションなど様々なクリエイティブ活動を続ける。
と紹介されています。
このライトアップのタイトルが – 光と音が織りなす幻想祭 -『平戸、海のものがたり』。
コンセプトは「海で栄えた城の、音と光の歴史絵巻」なのだそうです。
再び鳥居が見えてきました。
階段を上ると、これまた輝く、光の参道です。
素晴らしい演出です。
個人的には、「teamLab」の演出の上を行っているように思います。
御船山楽園のライトアップは確かに綺麗でしたけど、連続性や演出の密度が、平戸城の方が質が上だと思われます。
亀岡神社の社殿が見えてきました。
まるで龍宮城のよう。
奥に天守も見えています。
そう、参道を歩いていると、まるで龍宮城に訪れたような錯覚を感じさせます。
アトラクションの中でも、一番僕が気に入ったのが「海の神楽殿」。
ほんとうにそこに、巨大な水槽があるかのような演出。
神楽殿には透けて見えるシルクスクリーンが張られ、3台のプロジェクターを使用してホログラム演出しているようです。
ゆったり流れるBGMも素敵です。
かなりの時間、佇んでいました。
そして社殿へ。
しっかり参拝も忘れてはなりません。
社殿前にはステージが設けられています。
週末と祝日にはショーも行われているそうです。
残念ながら、今日は平日。
諦めて平戸城天守閣に向かうとします。
暗い道を歩いて行くと、
城が見えてきました。
美しくライトアップされる城。
しばらくすると、当イベントのクライマックス、城のプロジェクションマッピングショーが始まりました。
勇壮・幽玄なBGMとともに、姿を変える天守閣。
時には妖艶に、
時には華やかに、
絵巻を見るように、装いを変える城。
潜伏キリシタンの歴史から西洋・東洋のデザインまで、物語のように映像が流れます。
5分ほどのショーですが、あっという間に終わってしまいました。
天守閣の先には物見櫓もライトアップされていました。
そこから見える平戸の海。
ロマンチックです。
ライトアップは、実際の風景より劣るものだと思っていましたが、どうしてこれほど楽しませてくれます。
「平戸、海のものがたり」は2018年10月31日まで。
はるばるやってきた甲斐がありました。
CHIRICO, thanks! And thanks for sharing your great posts every week!
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