古事記・日本書紀ではもう、満足できない人へ 〜富王家伝承考察への誘い

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約700万年前にアフリカに誕生した人類の祖先は、6万年前アフリカを旅立ち、4・3万年前に日本に到達したと云われています。

そこから縄文期・弥生期を経て、今の「日本人」の礎が築かれていくわけですが、その過程で様々な渡来人の移住が行われており、今の僕らの遺伝子はむしろ、4万年前に到達した人類のそれよりも、のちの渡来人の影響の方が大きいと云うことです。

多くの外国人が憧れる日本。

彼らは日本の情景はもとより、質素で勤勉、労を惜しまず質にこだわり、自分に厳しく人に優しい「日本人」そのものに、好意を抱いてくれています。

日本人たる私たちのDNAはどこから生まれたのか。

私たちの根源を記すという「古事記」や「日本書紀」、はたまた「ホツマツタヱ」や「竹内文書」といった古史古伝においても、それに答えてはくれていませんでした。

そんな神代・古代の迷路に迷い込んでいた時、僕は一冊の本と出会いました。

斎木雲州著「出雲と蘇我王国」です。

そこには、神と呼ばれた人たちの、生々しい歴史が記されていました。

-伝承の日本史-

表題にはそう書かれています。

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斎木雲州氏の著書は、「大元出版」という地方の出版会社が製作しています。

その大元出版から発売された「出雲と大和のあけぼの」という本は、氏が、各地の古老の伝承をまとめ、真の古代史を発見するという内容になっています。

しかしその根幹は、氏が受け継いだ、古代出雲王家の伝承・口伝が元となっていました。

僕は幸運にも目を通す機会を得られましたが、本書は残念ながら絶版となっており、入手がかなり困難になっています。

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僕が最初に手にした、大元出版・斎木雲州氏の著書が「出雲と蘇我王国」です。

本書にて、初めて、氏が古代出雲王朝の東王家「富家」(向家)の伝える歴史の正当なる伝承者「富当雄」(とみまさお)氏の息子であることが告げられます。

当雄氏は死の間際、息子に「真実の出雲史を普及させてくれ」と遺言を残したそうです。

つまり、斎木雲州氏(もちろんペンネームですが)は、当雄氏が伝承してきた真に迫る古代史を受け継ぎ、それを世に広める責を負っているのです。

「出雲と大和のあけぼの」と「出雲と蘇我王国」の2書は互いに補完しあっており、これらを通じで正確に、富家の伝承を推し量ることができるのですが、現在まだ入手できる本書のみでも、かなり歴史の深淵に迫ることが可能です。

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2017年に発行された「飛鳥文化と宗教争乱」は、「出雲と蘇我王国」に続く歴史、蘇我王朝からいわゆる聖徳太子の飛鳥時代に及ぶまでが記されています。

本書から装丁が立派になり、お値段も少し上がりました。

しかし、大元出版の書籍というものは、知らない人はまず手に取ることも無いだろうと思われるような、そんな装丁です。

逆に言いますと、本を大量に販売して利潤を得ようという意思は、そこには感じられません。

大元出版という会社自体も、おそらく富当雄氏の息子である斎木雲州氏が立ち上げたものです。

そこには遺言を受け継ぎ、「真実の古代史を普及させたい」という氏の気持ちが現れているのです。

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大元出版の書は、斎木雲州氏の著書ばかりではありません。

「勝友彦」氏の「親魏和王の都」は、「魏書」などの中国の歴史書に照らし合わせ、富王家の伝承が正しいことを立証しています。

僕は始め、斎木雲州氏と勝友彦氏は同一人物であろうと思っていましたが、内容の微妙な相違などから今は別人であると考えています。

雲州氏の著書が、伝承の経年による齟齬からか、幾分矛盾をはらんでいるのに対し、本書は冷静かつ客観的で、富王家伝承を補完・理解する上で有用な一冊となっています。

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斎木雲州氏の「古事記の編集室」という本は、古事記・そして日本書紀がどういった経緯で書かれたかについて記されています。

日本に限らず、歴史とは常に勝者によって記されてきました。

滅ぼし、滅ぼされたにも、時の事情があるものです。

しかし一部の人たちの浅い名誉を守るために、未だ偽りの歴史を、「神話」という作り話で押し付けることはあってはなりません。

麗しい日本人の「大和の心」が失われつつある昨今、私たちがどのように生まれ、育まれてきたのか、魂の根幹を知らなくてはならない時に来たのではないでしょうか。

僕は富家の伝承地に足を運び、拙くも考察を重ねてきました。

するとそこには世界中の人が憧れる、麗しき日本の姿が目に浮かんできたのです。

今一度、大元出版本を読み返し、校正したのちに、下記にリンクを貼ります。

記紀では満足できなくなったあなたに、御一見いただけますと幸いです。

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八雲ニ散ル花:序章

001     出雲大社(杵築大社)前編

002     出雲大社(杵築大社)後編

002.5  出雲国造館

003     出雲井社

004     神魂伊能知奴志神社(命主社)・真名井の清水

005     出雲神奈備神社・伊怒神社

006     加賀の潜戸

007     佐太神社・田仲社

参)

多賀大社

韓釜神社

朝山神社

曽枳能夜神社

立虫神社・万九千神社

八千矛山大国主神社

神在月(神等去出祭)と出雲旅

八雲ニ散ル花:黄泉國ニ至

008     美保神社

009     猪目洞窟 / 伊奈世波岐神社

010     黄泉比良坂 / 揖夜神社

011     粟嶋神社

012     富神社

013     稲佐の浜

八雲ニ散ル花:前夜

014     神魂神社

015     鳥屋神社

016     阿太加夜神社

017     宗形神社

018     三屋神社

019     阿須伎神社

019.5  都我利神社

020     五十猛神社

021     大屋姫命神社

021.5  海童神社(出雲)

022     籠神社・真名井神社

参)

宗像大社 沖津宮(沖ノ島)

宗像大社 中津宮(筑前大島)

宗像大社 辺津宮

御井神社

鎮国寺

六嶽神社

八雲ニ散ル花:大和乃アケボノ

023     鴨都波神社

024     葛城一言主神社

024.5  野口神社 / 長柄神社

025     高鴨神社

026     葛木御歳神社

026.5  多伎神社

027     鹽冶神社

028     御名方神社

029     蚊屋島神社

030     葛木坐火雷神社

031     天香久山

032     大神神社

033     大名持神社

033.5  三歳社 / 狼神社(出雲)

033.6  飛鳥坐神社

参)

熱田神宮

筑秦ノ饒速日

001     島大國魂神社 / 阿麻氐留神社

002     浮盃

003     金立神社

003.5  武雄温泉 / 古湯温泉

004     櫛田神社と櫛田宮

005     海童神社

006     吉野ヶ里遺跡

007     新北神社

参)

蚕ノ社(木嶋坐天照御魂神社)

八坂神社

松尾大社

古宮八幡宮

英彦山:銅の鳥居〜花見ヶ岩公園〜奉幣殿

英彦山:下津宮〜中津宮〜産土神社〜上津宮

英彦山:南岳山頂〜材木石〜大南神社・鬼杉〜玉屋神社〜梵字岩

英彦山 高木神考:高住神社

春日神社・田川

鷹見神社

八雲ニ散ル花:和国大乱

034     村屋坐弥冨都比売神社

035     荒神谷遺跡 / 加茂岩倉遺跡

036     樂樂福神社

037     赤猪岩神社

038     西谷墳墓群

039     八咫烏神社

039.5  橿原神宮

040     大和神社

040.5  高天原

参)

橿原神宮「神武天皇御一代記御絵巻」に見る神武東征神話

花の窟神社・産田神社

熊野古道

熊野三山

大斎原

神倉神社

飛瀧神社

糺ノ森(下鴨神社)

賀茂御祖神社(下鴨神社)

賀茂別雷神社(上賀茂神社)

御蔭神社(賀茂御祖神社摂社)

神功皇后紀外伝:日矛伝

出石神社

八雲ニ散ル花:黄昏

041     鳥見山霊時(等彌神社)

042     都萬神社

042.5  西都原古墳群

043     生目神社

044     鏡作坐天照御魂神社

親魏倭王ノ都

001     嚴島神社(満)

002     御山神社

003     嚴島神社(干)

004     三女神社

005     宇佐神宮

006     行幸会 / 薦神社

007     行幸会 / 妻垣神社(足一騰宮)

008     行幸会 / 小山田神社

009     大元神社

010     行幸会 / 若宮八幡神社

011     行幸会 / 八幡奈多宮

参)

金富神社

八雲ニ散ル花:出ズ芽

045     長浜神社

046     物部神社

047     小田神社

048     田和山遺跡

049     智伊神社

050     久奈子神社

050.5  若狭彦神社

051     磐船神社

052     往馬坐伊古麻都比古神社

053     熊野大社(出雲)

053.5  劔神社

053.6  出雲阿国

054     野見宿禰神社・龍野神社

055     菅原天満宮

056     檜原神社

057     神谷太刀宮神社

058     椿大神社

059     武内神社

060     神原神社

061     石上神宮

061.5  玉造・玉作湯神社

061.6  忌部神社

061.7  出雲屋敷・山ノ神遺跡

061.8  登美山鎮座宗像神社

061.9  天太玉命神社

斎王

000     白鬚神社

00.5    佐紀陵山古墳(日葉酢媛命陵)

001     竹野神社・奈具神社・宇良神社

002     御杖神社・四社神社

003     二見興玉神社

003.5  御塩殿神社

004     伊勢神宮・外宮

005     別宮・月夜見宮

006     別宮・月讀宮

007     別宮・瀧原宮

008     別宮・伊雑宮

009     別宮・倭姫宮

009.5  田手神社

010     猿田彦神社

010.5  磯神社

011     斎宮跡

012     伊勢神宮・内宮

013     饗土橋姫神社

013.5  撞賢木厳御魂天疎向津姫命神社

014     箸墓古墳

神功皇后紀

001     忌宮神社

002     織幡神社

002.5  縫殿神社

003     国見岩

004     一宮神社

005     岡湊神社・高倉神社

006     古物神社

007     香椎宮「儺の橿日宮」

008     櫻井八幡宮

009     伊野天照皇大神宮

010     砥上岳

011     大己貴神社

012     荷持田村

013     美奈宜神社

014     味水御井神社

015     蜘蛛塚

016     香春岳

017     鏡神社

018     伊都の層々岐山(雷山)

018.5  神在神社

019     現人神社(住吉本津宮)

020     宮地嶽神社

021     志賀海神社

022     御島神社

023     神集島

024     邇耳神社

025     神住居神社

025.5  和多都美神社

026     胡簶神社

026.5  海神神社

027     慶州

028     能古島

029     風浪宮

029.5  筑前一之宮 住吉神社

030     宇美八幡宮

031     筥崎宮

032     大分八幡宮

033     風治八幡宮

034     篠崎八幡宮

035     住吉荒魂本宮

036     生田神社

037     住吉大社

038     逢坂

039     氣比神宮

040     磐余の若桜宮

参)

月読神社(松尾大社摂社)

八雲ニ散ル花:蘇我王国

062     河内大塚古墳・島ノ山古墳・比売久波神社

063     天宮山

064     三國神社

064.5  巨勢山口神社

064.6  岩戸山古墳

065     宗我座宗我都比古神社

066     意宇の杜

067     山辺神社

068     山辺赤人の墓

069     多坐弥志理都比古神社

070     談山神社

070.5  枚岡神社

071     春日大社 前編

072     春日大社 後編

073     鬼の俎・鬼の雪隠・猿石

074     益田岩船

075     亀石

075.5  酒船石・亀形石造物

076     生石神社

077     本明寺(石川精舎)

078     橘寺

079     四天王寺

080     石舞台古墳

081     鵲森宮 (森之宮神社)

081.5  玉造稲荷神社

082     飛鳥寺

083     久米寺

084     法隆寺

085     叡福寺

終      日御碕神社

八雲ニ散ル花:番外・天智伝

001     水城

002     大野城跡

003     金田城

八雲ニ散ル花:蝦夷ノ王篇

000     奴奈川神社

001     生島足島神社

002     布制神社

003     穂高神社

004     筑摩神社・有明山神社・魏石鬼岩窟

005     雨境峠祭祀遺跡群

005.5  一関 達谷窟

005.6  白嶽

006     諏訪大社 上社本宮

007     足長神社

008     御頭御社宮司総社(ミシャグチ社)

009     諏訪大社 上社前宮

009.5  阿蘇山中岳〝阿蘇氏と諏訪氏考〟

010     諏訪大社 下社春宮・秋宮

八雲ニ散ル花:番外

倭文神社〜健葉槌と下照姫

諸手船神事

大神山神社

鹿島神宮:八雲ニ散ル花 東国編之壱

香取神宮:八雲ニ散ル花 東国編之弐

大戸神社 / 側高神社/ 沼尾神社 / 坂戸神社:八雲ニ散ル花 東国編之外

息栖神社:八雲ニ散ル花 東国編之参

参)付録

富家伝承による系図

 

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