斎場御嶽からほど近い南城市に、水と植物の楽園がありました。
そこは「垣花樋川」(カキノハナヒージャー)と呼ばれます。
垣花樋川は垣花の住宅街から少し外れた場所にあります。
すぐ近くまで車で行け、駐車スペースも数台分ありますが、極細の農道を少々走らなければなりません。
駐車場からは細い石畳の道を100mほど歩きます。
道の横には水がどんどん流れていて、空き地のようなところでは、何やら植物が栽培されています。
大きな水溜りに出ました。
水の清らかさが半端ないです。
そして大きな樹の先に
素敵な光景が広がっていました。
清流降り注ぐ水の楽園。
小高くなった丘の上から、小さな滝のようになって、水がいく筋も流れます。
その水を受けて育つ、青々とした植物の生気に酔ってしまいそうです。
注ぐ水をたどってみると、
ブロック塀で囲まれた泉がありました。
これは「男川」(イキガガー)と呼ばれます。
塀の中には凸状に掘られた層が設けられています。
滔々と流れる垣花樋川の水は硬度が高く、1Lあたり平均265~280mgとされています。
また、水温が比較的高いことも特徴のひとつであり、1年中水温は約23度に保たれているそうです。
環境省により1985年(昭和60年)に全国名水百選の最初の31選に選ばれた名水で、飲みごたえある清水です。
ところで、見渡したところ、男川に対する女川が見当たりません。
男川をいったん降り、土手のような場所を歩いてみます。
そこも至る所から水が噴き出し、
水量が豊かなのが分かります。
すると、男川から一段登った奥まった場所に、小さめの泉を見つけました。
これが「女川」(イナグガー)です。
ここはかつて、女性が沐浴のをするための場所であったと伝わっており、下流から見えないよう位置が工夫されています。
とは言え、うら若き乙女が、このような開放的なところで沐浴していたら、つい垣間見てしまいそうですね。
男川と女川の下流全体をまとめて「シチャンカー」(下の川)と呼ばれ、そこにある水たまりはかつてこの下流で馬に水を飲ませたり、馬の体を洗ったりしていたことから
「馬浴川」(ウマアマシー)と名付けられています。
この水と植物が謳歌する丘は、古くから玉城垣花地区の人たちの飲用水や農業用水として、そして洗濯や水浴びなど日常的に親しまれた、大切な憩いの楽園でした。
それは何よりです。
足利までなら伊豆から3時間半くらいです。
宿泊なら家に離れがありますので、今度は是非もう少し足を伸ばしてお出で下さい。
私は、基本的にフレックス出社ですので、ご案内差し上げます!!
たった今、未承認案件を送ろうと書いている途中でした。水道民営化の前に移民案件です。是非ともご一読下さい。
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拝読しました。
絶句、です…
足利でしたか。
4月の1日から4日は日光から那須・常陸へと旅する予定です。
1日は日光に宿泊します。
5年でほぼ気になる場所は踏破したいと考えていますので、つめこみ旅ですが、日光では少々ゆとりを持った行程にしております。
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偲フ花様
日光、那須ですか。
那須には別荘を所有しております、使って頂きたかったですが、4月は、統一地方選挙の追い込み時期なので今回はお逢い出来そうになく残念極まります。
実は、当法人代表理事は現職議員なのです。
右腕役の私が離れる訳にはいかず…
しかし、近いうちに必ずお逢い出来る事を願っております。
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ありがとうございます。
僕の旅は全て込み込みでとってしまいますので、宿も手配済みです。
食事は全て素泊まりにしていますので、ご当地らしいオススメ飯があれば、教えてください!
那須は殺生石が見てみたくて足を伸ばします。
九州の大分にも、ひっそりとそのかけらと云うものがあるそうなので、そちらにも行ってみたいです。
そうですね、追い込み頑張ってください!
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追伸・日光は金谷ホテルが最高です。
今の時期は解りませんが、東照宮の徳川家康の墓所の見学解禁日であれば、是非、訪れてみて下さい。
とてつもない何かを感じる事が出来ます。
偲フ花様ならきっと…。
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日光は民宿にしました。
基本的に宿は寝るだけなので。
墓所の見学解禁日などがあるのですね。
勢いでチケットだけとったので、いまから詳細を調べる予定です。
楽しみになってきました♪
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那須は、郷土食で餅が食べられないからと「くしいも」がありますが…
まだ、あるかな??
那須豚肉味噌漬けステーキが安くて旨いです。牛乳は搾りたてが飲めます。
日光は、やはり湯葉料理と鱒鮨です。
旅を満喫して来て下さい。
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那須では餅は食べられないのですか!
ご紹介いただいたもの、全て興味あります。
食べきれるか心配ですが、頑張ってみます!
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殺生石… 芭蕉ですね!!
凄いですよー!
地蔵も半端ないです。
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殺伐とした、幽玄な世界なのでしょうね。
恐山も、想像以上の感銘をうけたものです。
意識したことはありませんが、気がつけば芭蕉の歩いた道を、僕もずいぶん歩いていますね。
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偲フ花様
句も詠むのですか?
芭蕉は確か伊賀の産でしたか…
“おくのほそ道”は北陸までくだったのですよね? 知識が浅くてすみません。
偲フ花様の探究心に尊崇の念を抱いております。
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いえいえ、句を詠むといったほどのものでもありません。
なんとなく真似事のように書いているだけです。
でも日本語の美しさを凝縮したような俳句などは、興味をそそられます。
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偲フ花様
寝る前に、かみさんと話しましたら、私が東照宮に最後に行ったのは約25年程前でした。思い起こして見れば、近いのと混んでいるので、日光へは行っても東照宮へはそう何度も行っていませんでした。
家康公の墓所は、もうかなり前から一般公開されているそうです、すみません。
日光湯元へは行かれては如何かと思います。
戦場ヶ原も通り道ですし、湯元の湯に浸かれます。
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やはり多いですか。
東照宮は朝一で行ってみようと考えています。
人が多いところは朝一に行くのがポイントかと。
湯元良さそうですね、行程に組み込んでみます。
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偲フ花様
かなり古い書籍で、我が国日本の近現代史を、世界を牛耳るユダヤ人長老から見た視点で書かれた一冊を、記事冒頭にも書かせて頂きましたが、日本国民と偲フ花様へ向けて書かせて頂きました。随分長いものとなってしまいましたが、お暇な時にご一読頂きたく存じます。
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ありがとうございます。
拝読いたします。
伊豆も楽しかったです。
昨夜は帰宅後、そのまま寝てしまいました(笑)
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偲フ花様
お疲れ様でした。
良い記事と美しい写真、楽しみにしております。
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偲フ花様
伊豆で温泉ですか??
身体を十分癒して下さいませ。
昼間にお送り致しましたコメントですが、来客が多かったもので、誤字や乱文ばかりでまとまりも無く、大変申し訳ございませんでした。
伊豆での良い記事と写真を楽しみにしております。
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伊豆には出雲王家関連で来ています。
温泉に腹がはち切れんばかりの海の幸、最高です♪
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自然美を愛する僕は、日本のダム工事の現場を見て憂うこともあります。
が、また人工物でありながら、日本人の造るダムの美しさにも魅了されている自分がいるのです。
もはや再現不可能と言われている黒部ダムしかり。
半島には日本のような青々とした山は無いのだと伺いましたが、日本の山から緑が失われる、そんな日が来て欲しく無いですね。
水道局の民営化、とても不安です。
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ちなみに、今日と明日は伊豆にきています。
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