大甕倭文神社:八雲ニ散ル花 東ノ国篇15

時に二神にして曰く「天に惡神あり、その名は天津甕星、亦の名を天香香背男という。」 ー 日本書紀 巻第二 神代下 “八雲ニ散ル花 東ノ国篇”最後の訪問地は「大甕倭文神社」(おおみかしずじんじゃ)となります。 「おおみか」の…

ナンジャモンジャの街路樹

GWの頃になると、ナンジャモンジャの木の花が見ごろを迎えます。 街路樹として植樹されて3年目、これまでもわずかに開花していましたが、今年は立派に花開きました。 行政もたまには粋なことをしてくれます。 ナンジャモンジャの木…

サムライは刀を捨てたのか

「刀水DAMA」 MIZUTANI SCISSORSでわずかの期間だけ販売された、今はもう手に入れることができないはさみです。 日本刀と同じ工程で作られたという鋏身には、二種類の金属が何度も鍛えられることによって生まれた…

泉神社

此より東北のかた二里に密筑(みつき)の里あり。 村の中に淨泉(いずみ)あり。 俗(くにひと)、大井と謂う。 夏は冷かにして冬は温かなり。 湧き流れて川となれり。 夏の暑き時、おちこちの郷里(むらさと)より酒と肴をもちきて…

酒列磯前神社:八雲ニ散ル花 東ノ国篇14

茨城県ひたちなか市の「酒列磯前神社」(さかつらいそさきじんじゃ)を訪ねました。 先の「大洗磯前神社」と二社でひとつとされ、海岸沿いに7kmほど離れた位置に鎮座します。 約300mの長い参道は社叢のトンネルになっていて、一…

大洗磯前神社:八雲ニ散ル花 東ノ国篇13

斉衡3年(856年)、常陸国鹿島郡の大洗磯前に降り立つ神があった。 海水で塩作りを生業とする者、夜半に海を望めば、そこに光り輝くものを見た。 翌日、海辺には二つの奇妙な石がある。 それは両方とも一尺ほどの神が造ったとしか…

宝八幡宮

今年に入ってTVや雑誌で人気の「宝八幡宮」に行ってきました。 宝八幡宮は大分県九重町の宝山中腹にあります。 最近はメディアでよく紹介されているので、観光客で賑わっているものと思っていましたが、 観光バスでは到底近づけない…

息栖神社:石室神社:八雲ニ散ル花 東ノ国篇12

東国三社の最後の一つ、「息栖神社」(いきすじんじゃ)へとやって来ました。 茨城県神栖市にある息栖神社は、東国三社の中でも、ちょっと異質な感じがしました。 息栖神社の駐車場に車を停めたら、すぐに境内が見えますが、 ここは反…

香取神宮:八雲ニ散ル花 東ノ国篇10

御子がその太刀を手にすると、熊野の荒ぶる神は、瘴気を含む空気とともに、一閃のもと斬り伏せられた。 昏倒した兵士たちもこれを機に意識を回復して行く。 「高倉下よ、この太刀はただの太刀ではない。いったい其方はどのようにしてこ…

鹿島神宮:八雲ニ散ル花 東ノ国篇09

「ついにマズいやつがやって来たか」 暗雲に包まれる出雲の空を見上げ、オオクニヌシはこぼした。 見れば、荒れる稲佐の浜に、三柱の神の姿が、雷光の影となって映っている。 中心の男は剣の柄を波に立たせ、その切っ先に胡座で坐して…

奥日光

日光から西へ車を走らせ、上り・下り専用道を合わせると48のカーブがある名所「いろは坂」を上れば、そこに広がるのは「奥日光」。 ちょっと渋めの観光スポットを訪ね歩きます。 いろは坂を上りきると、二荒山神社の奥宮がある「男体…