今年に入ってTVや雑誌で人気の「宝八幡宮」に行ってきました。
宝八幡宮は大分県九重町の宝山中腹にあります。
最近はメディアでよく紹介されているので、観光客で賑わっているものと思っていましたが、
観光バスでは到底近づけない、思った以上の山奥に鎮座していました。
宝八幡宮は標高約816mの宝山に建ち、718年、奈良時代の創建。
「宇佐神宮」の分霊を奉じています。
境内にある「開運橋」は、八歩で渡れば八方円満に運が開け、「合格橋」は五歩で渡れば願いが丸く収まるとのご利益があります。
当社の鎮座する宝山には、壇の浦の戦いに敗れた平家の落人が、財宝を埋めたとの言い伝えが残っています。
また、その宝は白いイノシシによって守られており、その姿を見た者は幸を得ると云われてきました。
さて、当社が今年に入ってメディアに人気な理由は、境内の左奥にあるこの建物、
そこにいらっしゃる、白イノシシ様のおかげでした。
餌をひとついただくと、
すぐにやってきて
いただきます。
こちらの白イノシシは2005年、宝山でオスの白くんが発見され、宝八幡宮にお迎えされました。
すると1ヶ月後、今度は近くの万年山(はねやま)で、メスのユメちゃんが発見され、白くんのお嫁さんに迎えられたのです。
無事夫婦となった白くんとユメちゃんは、その後2年連続で白イノシシの五つ子に恵まれました。
今は宝八幡宮に4頭の白イノシシ様がいらっしゃいますが、他の子イノシシたちは京都市の護王神社(イノシシ神社)や鹿児島市などに親善大使として派遣されているということです。
御代がわりがあるイノシシ年の今年、宝八幡宮で白イノシシ様におねだりしておけば、平家の隠し財産まで案内してくれるかも、しれないですね。
是非ともご案内願いたいですね! 笑
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