丹倉神社:八雲ニ散ル花 木ノ国篇 04

自然を愛し、感謝し、そして畏怖した古代の日本人。 「熊野」の奥深い山中には、今なお連綿と続く人々の祈りが残されていました。 三重県熊野市の赤倉にある 「丹倉神社」(あかぐらじんじゃ)を目指して、森深い熊野の山中に車を走ら…

産田神社:八雲ニ散ル花 木ノ国篇 03.5

花の窟神社の西方約1.5km、田園広がるのどかな場所に「産田神社」(うぶたじんじゃ)が鎮座します。 当地は、イザナミがカグツチを産んで亡くなった場所であると伝えられます。 入り口に「さんま寿司発祥の地」とあります。 産田…

花の窟神社:八雲ニ散ル花 木ノ国篇 03

「 一書に曰く、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、火神を生み給う時に灼かれて神退去(かむさ)りましぬ。 故、紀伊國熊野の有馬村に葬(かく)しまつる。 土俗(くにびと)、此の神の魂(みたま)を祭るには、花の時には花を以って祭る…

伊太祁曽神社:八雲ニ散ル花 木ノ国篇 02

一書に曰く、 素戔嗚尊(すさのおのみこと)曰く、 「韓郷の嶋には、是金銀有り。吾児の治める国に浮宝(船)有らざるは、よからず」 乃ち鬚(ひげ)髯(ほおひげ)を抜きて散つと、これ杉に成る。 又、胸の毛を抜き散と、これ檜に成…

大屋都姫神社:八雲ニ散ル花 木ノ国篇 01

「母上、今日は珍しい花を見つけましたので、持って参りました。ここはとても緑美しく、母上の好きな花も年中咲いております。」 形の良い石を祀った小さな社に、毎朝半刻ほど、こうして参るのが高倉下の日課であった。 そこは豊かな川…

奈久佐浜宮:斎王〜倭姫命世記を追う 09

豊鍬入姫命は伊豆加志本宮より遷り、天照大神を3年間奉斎した。 和歌山市西南部の岬の中ほどにある「濱宮」(はまのみや)へとやってきました。 当社は「元伊勢」の1つ、「奈久佐浜宮」(なぐさのはまのみや)であると伝えられる神社…

淡嶋神社

兼ねてから気になっていた、和歌山加太の「淡嶋神社」(あわしまじんじゃ)を訪ねてみました。 淡嶋神社は、ラピュタの島として有名な「友ヶ島」の渡船場近くに鎮座しています。 人形供養で知られ、全国にある淡島神社(淡嶋神社)・粟…

五色沼

会津富士「磐梯山」(ばんだいさん)の北側に、裏磐梯と呼ばれる地域があります。 そこに広がる湖沼群は、様々な色の沼が点在し、「五色沼」(ごしきぬま)と呼ばれています。 その自然が生み出した芸術を堪能するため、裏磐梯まで足を…

会津飯

「義に死すとも不義に生きず」 新撰組をはじめとした会津サムライの魂を育んだものこそ、会津飯! ってなことで、会津の美食を堪能します。 宿を飛び出すと、なにやら野口英世像がありました。 英世さんも福島生まれだったのですね。…

万代そば 〜最近のグルメ番組に思ふ

新潟に来たので、少し前にテレビに出ていた、そば屋さんなのにカレーを求める行列ができる店というところに行ってみました。 バスセンターの立ち食いそば屋さん「万代そば」です。 食券売り場では平日の朝から行列が。 皆、カレーの食…

氣多大社:八雲ニ散ル花 番外

人王八代・孝元天皇の御宇、北国越中の北島の魔王が鳥に化して国土の人民を害し、鹿島路湖水には大蛇が出現して人々を苦しめた。 この時、大己貴命が出雲国より三百余神末社眷属を引き具して来臨、化鳥と大蛇とを退治して、この南陽の浦…