ニセコ「神仙沼」から「洞爺湖」へ向かう途中、蝦夷富士「羊蹄山」の姿を見ようと思い立ちました。
すると「羊蹄山姿見の池」なるものを地図上に発見。
ちょっと寄り道してみます。
羊蹄山の西北西に位置する主峰「ニセコアンヌプリ」をはじめとしたニセコの山々は、厳しい冬の訪れを前に、荒々しい峻険な様を見せています。
この辺り一帯は温泉も数多く吹き出ており、車窓を開け放つと硫黄の匂いがツンと鼻をつきます。
穏やかな山道を走り抜けると、羊蹄山の北側、羊蹄山姿見の池に到着しました。
それは全長130mほどの小さい池。
水際まで歩み進めると、なるほど、ふっくらとした女性的な山影が映っています。
羊蹄山は蝦夷富士とも呼ばれ、コニーデ型の美麗な山です。
アイヌ人はこの山を「マチネシリ」と、女の山という意味で呼んでいました。
なんてことはない小さな池でしたが、ドライブのひと休憩にぴったりな、癒しスポットでした。