青い池まで来たので、ついでに美瑛のブルーリバー「白ひげの滝」まで足を伸ばしました。
白ひげの滝は青い池から車で5分程度の距離。
車を駐車場に停めたら、この鉄橋を目指します。
その上から滝を眺めるのですが、
思った以上の絶景!
正直、期待していませんでしたが、青い池以上の衝撃です。
岩の隙間から流れ出る滝は川に降り注ぎ、青い池のように綺麗な青を作り出しています。
この辺りは白金温泉地区であり、川の水に温泉水が混じることによって青く見えると考えられています。
よく見ると、滝の水は全て岩の隙間から流れ出ています。
これは「潜流瀑」(せんりゅうばく)と呼ばれ、日本でも珍しい滝なのだとか。
白ひげの滝の水は、十勝岳連峰の地下水が溶岩層の隙間を流れてきて、その時多くの火山性物質を含むことによりこのような神秘的な青を生み出します。
真冬でも水は凍らず、滝から立ちのぼる水蒸気が木の枝に付着すると樹氷になり、非常に幻想的な景色となるのだそうです。
白ひげの滝の下の美瑛川の青は、青い池のそれよりも淡く、天候条件によっては綺麗なブルーリバーに見えないこともあるそうです。
アクセスも良く、手軽に絶景を楽しめるので、青い池まで来たら白ひげの滝までセットで訪れないともったいない話です。
十勝岳連邦が、阿蘇外輪山のような涅槃像を作り出していました。
こちらは胸よりお腹がちょっと出っ張っています。
さて、白ひげの滝を見た後はそのまま帰ろうとしましたが、道路対岸が何やら気になり足を向けます。
すると小高い丘の中になんと神社が。
ひっそりと杜の中に鎮座する「白金神社」。
湧き水の手水舎と
苔むした石の階段が風情を感じさせます。
祭神は不明ですが、
山神を祀っているようです。
それよりもユニークなのが狛犬。
どことなくシーサーにも似た狛犬が三角のピラミッドの中にお住まいになっています。
十勝の霊気たっぷりの、小さな神社でした。