「ニングルテラス」は新富良野プリンスホテルの目の前にあります。
そこは森の中に広がるショッピングエリア。
まるで妖精の森に迷い込んだような錯覚に陥ります。
ニングルとは、アイヌに伝わる森に住む身長15cmくらいの小さな妖精のことで、脚本家「倉本聰」氏の舞台「ニングル」にも登場します。
ニングルテラスは倉本聰氏がプロデュースした、小さな手作りクラフトショップが集まる、森の妖精の村。
オリジナル作品を販売する14軒の店があり、どれも個性豊かです。
「森のろうそく屋」は「北の国から」でもロケが行われました。
ニングルテラスの奥にある喫茶店が「森の時計」です。
ここは倉本聰氏のドラマ「優しい時間」で主人公が開いた喫茶店ですが、撮影終了後もそのまま営業しています。
店内に入ってメニューを見たら、森の野菜を使ったカレーがありました。
小腹が空いたので、これを注文。
なかなかスパイシーで美味しかったです。
そして珈琲を注文。
すると、スプーンに山盛りに盛られた豆とミルが差し出されました。
「ご自分で豆をお挽きください」というスタイル。
これは「優しい時間」での設定そのまま。
ゴリゴリゴリゴリ・・・
ミルのハンドルを無心に回します。
自分で豆を挽いたのは何年振りだろうか。
挽き終えると、カウンターのお姉さんが豆をボウルに取り出して、
「香りをご確認ください」
と差し出されます。
すんすんと豆の香りを楽しみます。
うん、芳しい。
ドリップでじっくり湯を落として、芳醇な珈琲ができあがります。
演出もさることながら、なんと香り高い珈琲であることか。
北海道旅行の最後まで、実にゆったり楽しませていただきました。
Davvero incredibile!
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È una caffetteria interessante!
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