旅の楽しみのひとつがご当地飯。
普段はネットで調べたり、職場のお客様から情報をいただいたりして何を食べるか考えます。
が、今回の群馬、一体何を食べたら良いのかさっぱり分かりません…
スタッフがスマホを見て、「こんにゃくが名物みたいですよ」と教えてくれます。
こんにゃく…か。。
いや美味しいとは思うんですけど、こんにゃく、いまいちテンション上がりません。
そこで群馬通のKYOさんにコメントで尋ねさせていただきました。
すると興味深い情報が!
たくさんの情報をいただきましたので、限られたスケジュールの中でイケるとこまで行ってみました♪というお話。
まずは群馬の「白い三連星」、水沢・ひもかわ・おきりこみのうどんジェットストリームアタックを攻略です!
最初に食したのは、一見普通のうどんに見える「ひもかわうどん」。
が、その正体は!
きしめんもおどろく、その幅広さ。
果たしてこれをうどんと呼んで良いものか。
良いのです。
味はうどんでした。
しかもモチモチっとして美味しいです。
意外とするする食べれるものですね。
薄く幅広い分、つゆと麺がしっかり絡む気がします。
つづいて「おきりこみ」。
「おっきりこみ」とも呼ばれます。
季節の野菜をはじめとしたたくさんの具が、味噌ベースのたっぷりの汁で煮込んであります。
もう、これ鍋じゃん、ってツッコミたくなりますが、
中には例の幅広い奴が!!
やはりうどんなのです。
ただひもかわうどんとの明確な違いは、この麺、アッツアツに煮込んであります。
なので不用意に放り入れた僕の口内は大惨事!
して、群馬に来たならうどんはこれでしょ、とばかりに求めたのは「水沢うどん」。
諸説ありますが、「讃岐うどん」「稲庭うどん」と並んで、日本三大うどんの一つと噂されます。
僕は「大澤屋」さんに足を運びました。
旅に出ると、ちょっと欲が出るもの。
大澤屋さんではいくつかのコースがありましたが、小鉢がたくさんついて、舞茸の天ぷらも3つ付く大盛りのやつをチョイスしちゃいました。
それが大失敗。
コシの効いたツルツルのざるうどんが大盛り。
そして僕のこぶしほどもある舞茸の天ぷらが3つ。
この舞茸の天ぷらにはほんとびっくりしました。
とにかく顎が外れそうなくらい大口を開けないとカブりつけません。
身は肉厚でジューシー。
博多で舞茸なんて、向こうが透けて見えるくらいペラッペラですよ。
しかも里芋の串揚げなんかも頼んじゃったので、胃袋が大変なことになってしまいました。
舞茸2個の普通盛りにしとけば良かった。
さすがに少し残しちゃいました、ごめんなさい。
糖質が気になるお年頃ですが、甘味だって味わいたい。
「焼きまんじゅう」が美味しいとのことで食べてみました。
最初はその大きさに驚きます。
大きなまんじゅうが4個、串に刺さっています。
こんなたくさん食べられないよーと思って齧ってみると、生地はふわふわ。
よくあるもち米の団子かと思いきや、小麦のまんじゅうなんですね、なるほど。
肉まんの皮だけを焼いて、みたらしソースをかけた感じでしょうか。
香ばしいカリふわ饅頭と甘いみたらしソースが美味しい。
これは焼きたてじゃないともったいないですね。
そして「焼き」と言えば群馬はホルモンが有名だそうな。
いや待って、福岡ももつ鍋あるし、ホルモン有名やし、旨いし。
その実力いかほどのものか確かめさせていだたこうか、と向かったのは「かない亭」さん。
たくみの里の「マッチ絵の家」のオーナーさんが勧めてくれたホルモンの有名店です。
アットホームな店内にすべりこみ、メニューを索敵。
ほうほう、ホルモンのおすすめ4種盛りとやらを試してみるか。
こんがり焼いて口内にin。
..んっま~~~ぁい!
めちゃウマ、ホルモンが新鮮でジューシー!
胃袋が我慢しきれなくて、牛カルビも頼んじゃいました。
これで旨くないはずがない。
旨いホルモンを食べて幸せに浸っていた時、あることに気がついた僕は愕然となりました。
そう、KYOさんからオススメされていた「モツ煮」を失念していたことに!
しまった、やっちまった。。
ということで、改めて伊勢崎に宿を取った時、必死でホルモンおすすめの店を探しました。
が、ない。
あっても定休日。
アセる僕、時間は刻々と過ぎていく。
途方にくれかけた僕の目に留まったのは一言のグーグルコメント。
そこには「人生最高のホルモン屋」とありました。
あったー!
これしかない、と駆けつけたのは炭焼きホルモン「とんたん」さん。
路地裏の小さな店です。
店内もこじんまりとして洒落っ気ゼロ。
値段はリーズナブル。
ならばと「生ホルモン」「レバー」「ねぎ焼き」と「キムチ」を注文。
して、やってきたホルモンちゃん、その量「多っ!」。
どれも値段の倍以上というボリュームで奴らがテーブルに運ばれてきます。
そして新鮮。
レバーも安心して食べれます。
さっそくじゅうじゅう焼いて、どんどん口内にほぅるもんします。
いやー旨い、旨いっすよ、大将。
ちゃんと七輪と炭で食べさせてくれるところもグッジョブです。
そしてねぎ!
ねぎ、ウマっ!
群馬はねぎも有名とは聞いていましたが、甘くてほんと旨いっす。
そして忘れてならないのが「モツ煮」。
これも大丼で来たらどうしようと思っていましたが、ちょうど良いサイズでの登場に一安心。
味噌の汁にショウガが効いてあっさり食べやすいです。
モツもやわらかいですね。
いやー食べて良かった。
腹もパンパンですが、どうしてもきになるメニューが目にちらつきます。
「モツ屋のカレー」。
モツ屋のカレーですよ。
うどん屋のカレーは想像つきますが、モツ屋のカレーは未知の世界。
気になる。
気になる。
気になって仕方ない。
大将に少なめで出してもらえないかとお願いしてみます。
すると快く「じゃ、半分で作りましょうか」と。
よしイケる!GO!
そしてでてきたカレー、いやめっちゃ普通サイズじゃん!
が、そう、普通はこれの倍の量なんだそうです。
気になるお味の方は、一口食べるとちょっと塩っぱい?感じがしました。
二口、三口と口に運ぶとなるほど、だんだんとクセになります。
よく煮込んであって、「モツ屋のカレー」という感じでした。
具はもちろんモツ。
「とんたん」さんのメニューはどれもリーズナブルで新鮮です。
が、ここでの1番のごちそうは、何より若大将その「おひとがら」♪
人の良さが溢れんばかりに滲み出た会話のやり取りが、とても楽しい名店です。
「穴場」という言葉がぴったりの、大満足のホルモン屋さんでした。
大澤屋さんの舞茸の天ぷらにはほんと驚かされましたが、群馬ではこの時期、舞茸が旬なようで、あちらこちらのメニューに「まいたけ」の文字を見かけます。
そしてこれもKYOさん情報だったのですが、今ならギリギリ露地物の舞茸を食べるチャンスがあるのだと教えていただけました。
工場栽培が主流の舞茸ですが、その露地物とは大変興味があります。
そんな思いに駆られて草津温泉の帰り、ふと看板を目にして方向転換、駆け込んだのが「草庵」さんです。
店内に入ったとたん、これはアタリの予感。
うどんやカレーも気になりましたが、ここはやはり「きのこ丼」(舞茸・旬野菜入り)一択でしょう。
渋めのおやじさんに注文して待つこと十数分、
来ました「きのこ丼」っ!
器からはみ出さんばかりの舞茸の天ぷら、それとは別に煮て味付けされた舞茸もinされてます。
そして他のきのこ達や野菜、卵で、もうご飯が見えないくらい。
これは勝った。
小さくガッツポーズを決めると、さっそく肉厚な舞茸をひとかじり。
すると、ふわっと香る濃厚な土の匂い。
オレを殺す気かっ!こんなん旨すぎるやろがいっ!
地元民が売りたくない(自分が食べたい)と噂の舞茸のほんまもん、心ゆくまで堪能させていただきました。
群馬、サイコウじゃないですか。
俺はまだグンマを知らなかった!!
こんにちは~。週末、寝込んでいたので、亀レスになりました😅
群馬飯、堪能されましたね~😊
「かない亭」も行かれたんですね。竹田さんお勧めな通り、地元民御用達の人気店です。お口にあったようで良かったです。
群馬では、麺もきのこも大盛りが標準です(笑)。
料理にきのこが沢山入っていることが当たり前すぎて、敢て言わないみたいです。
舞茸を一年中出すお店も多いのですが、やはり今が一番美味しいかと思います。
地元の人に「都内の蕎麦屋さんやうどん屋さんには普通舞茸なんておいて無いよ」と言うと、みんなびっくりします。
きのこ丼はまだ食べたことがないので、次回見つけたら挑戦してみたいと思います😄。
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KYOさん、ありがとうございました。
おかげでとても濃い群馬旅ができました。
行くまでは何もないとこだなぁ、なんて失礼なこと思っていましたが、僕が間違っていました(笑)
色々行ったのですが、高山神社だけ行き忘れてました。
放火事件で古い社殿は無くなってしまったようですが、高山彦九郎氏は福岡にもゆかりある方なので、参拝だけでもしたかったです。
心を残してきてしまったので、拾いにまた伺おうと思います。
群馬大好きになりました!
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太田に行かれる際にはまたお知らせください。
太田・桐生の情報をお知らせします😄
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ありがとうございます!
きのこがあれだけ美味しかったので、きっと春の山菜もご馳走だろうと妄想しています(笑)
次は山菜の時期に訪れてみようかと思案中です♪
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心窩部のあたりが活発に蠕動運動をはじめました。おいしそう!!
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(笑)、さすがよっちゃんさんのコメント。
日本は良いですね、どこに行ってもおいしい食べ物が必ずあります。
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