白山多賀神社

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青龍窟から少し下った場所にある鳥居が気になりました。
その雰囲気たっぷりな参道の先にあるのは「白山多賀神社」(はくさんたがじんじゃ)です。

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鳥居には天明5年に請雨祈願が為されたことが記されています。

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その鳥居を潜ってびっくり。
緑一面苔の世界です。

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水の気をたっぷりと含んで、なるほど雨乞いのご利益があるというのも頷けます。

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足を踏み入れるのも躊躇われますが、そっと優しく緑の絨毯を昇ります。

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すると今度は、ゴツゴツと大きな石が参道の両脇に目立ち始めました。

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ゲートのような石の先に、

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意味ありげに積み重ねられた石が。

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これは何を祀ったものか。
サイノカミではないでしょうか。

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そして謎の石積みの先には、開けた場所に点在するストーンサークルのような石々。
この感じ、出雲的な匂いを感じます。
そう言えば当社社名ににある多賀の総本社、近江の「多賀大社」は出雲のクナト族である車戸氏が禰宜を務めた神社です。

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また宇佐方面には、人為的に作られたであろう石柱によるストーンサークルが随所にあります。
この石々は人為的に配置されたものではないでしょうが、出雲系宗像族と宇佐族には繋がりありと睨んでいる僕には、両者のちょうど中間地点である当地にこのような場所があることに不思議な縁を感じます。

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また石ばかりでなく、ここに根を張る樹木の数々にも圧倒されます。

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生気がことさら強いようで、多くの樹木がうねるように、幹枝を伸ばしています。

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白い鳥居の先にある社殿。

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当地は白山多賀神社となっていますが「山王権現」の扁額が掲げられ、その昔は山伏たちの修験の霊山で、英彦山などとともに豊前六峰(ぶぜんろっぽう)のひとつに数えられた「等覚寺」(とかくじ)の中心だったようです。

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その名残として伝わるものに、毎年4月の第3日曜日に千年以上前から続く修験道のお祭り「等覚寺の松会」(まつえ)があります。

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この祭りのクライマックスでは、山伏姿の施主(せしゅ)が高さ10mの松の木によじ登り、幣を切り落として、その切り口で秋の豊凶を占う「幣切り」が行われます。

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この神事が残っているのは全国でも当社だけなようで、国指定の重要無形文化財になっているそうです。

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社殿の裏には、江戸中期から平成15年まで使用されていた松会の柱が備え付けられていて、その趣ある姿を残していました。

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社殿の横に階段状の道があり、

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樹木に覆われた広場のような場所がありました。
ここも神気が強い、ような気がします、なんとなく。

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そしてさらに奥に社殿があるのに気がつきました。

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ここの樹木もうねっています。

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こちらの狛犬は、ちょっと宇宙的。

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何気に可愛い顔をしています。

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扁額には「白山多賀神社」とあり、こちらが正式な神社となるようです。

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当社の祭神は「伊邪那岐命」(いざなぎのみこと)、「伊邪那美命」(いざなみのみこと)、そして「豊玉姫命」(とよたまひめのみこと)となります。

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白山系の神社では祭神はイザナギ・イザナミの2神に、謎の神「菊理姫」が祀られるのが常ですが、ここでは「豊玉姫」となっています。

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ひょっとして菊理姫の正体とは宇佐の豊玉女王のことなのか!?と思いましたが、そう言い切るには情報が少なすぎて何とも言えません。

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歴史から消された邪馬台国・親魏和王の女王「豊玉姫」の真実は、まだまだ深い淵の底に眠っているのです。

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3件のコメント 追加

  1. Rumikoの日記 より:

    センスが凄いです!

    いいね: 1人

  2. Tyakura より:

    こちらが私の目的地で、青龍窟は、せっかくだからと寄ったんですけど、寄り道にしたらかなり遠く険しかったです😅どちらもすごくパワーある感じの所ですね✨

    いいね: 1人

    1. CHIRICO より:

      青龍窟という場所があるということは知っていましたが、訪れてみて今更ながらに驚きました。
      出雲や奈良も楽しいですが、九州もまだまだ捨てたもんじゃありませんね。

      いいね: 1人

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