高良山(中篇):筑秦ノ饒速日 番外

悠久の昔、高牟礼山に神在り。 ある時、海からやってきたという玉垂の神が高牟礼の神に願い申す。 「どうか一夜、山を貸していだだきたい」 そういうと玉垂の神は、山の麓にある大石を馬に激しく足蹴らせ、蹄の跡を打ち付け、これを清…