まあ、世の中いろいろありますが、今日はこんなのんびりとした記事を。 なるようにしかならんやろ、という思いを込めて。 かつて宮崎県北部で高千穂線を運営していた高千穂鉄道、しかし平成17年(2005年)9月6日、台風第14号…
月: 2020年8月
秋元神社・太子ヶ窟:八雲ニ散ル花 アララギ遺文篇 04
高千穂最大の秘境、そして本来、不容易に近づくべきではない聖域が、高千穂峡の渓谷を渡った先の山奥にあります。ここ「秋元神社」(あきもとじんじゃ)は、高千穂の中心地から車で1時間近く走った所にひっそりと鎮座していました。 そ…
荒立神社と高千穂の興梠家:八雲ニ散ル花 アララギ遺文篇 03
高天原爾神留坐須 神漏岐神漏美乃命以知氐 皇親神伊邪那岐乃命 筑紫乃日向乃橘乃小門乃阿波岐原爾 禊祓比給布時爾生坐世留祓戸乃大神等 諸々禍事罪穢乎 祓閉給比清米給布登申須事乃由乎 天津神地津神八百万神等共爾 天乃斑駒乃耳…
宮地嶽社・二十躰王宮・天真名井・あいそめ川
槵觸神社と荒立神社の間に「探鳥コース」と言う自然遊歩道があるので歩いてみました。 おそらくほとんどの人が知らないこの場所は、意外に面白い散策コースになっています。 しばらく歩くと「宮地嶽社」と書かれた案内板があります。 …
天岩戸五社・落立神社
高千穂には、「天岩戸五社」という天岩戸神社を含む5つの神社があります。日本神話最大の舞台といえる、「天岩戸」を取り囲むようにある五社のうち、天岩戸神社以外の四社は結構なへき地にあり、訪れるのは大変です。 ここに紹介する各…
天岩戸神社・天安河原:八雲ニ散ル花 アララギ遺文篇 番外
高千穂の東にある「天岩戸」(あまのいわと)は日本神話において、最も重要な神跡のひとつです。 その岩戸を御神体と崇める「天岩戸神社」は、西本宮と東本宮に分かれています。 まずは西本宮へやって来ました。 里宮を思わせる境内。…
高千穂神社:八雲ニ散ル花 アララギ遺文篇 02
「なんと痛ましいこと」 人々が争い荒れた地上を見下ろした天照は心を痛めた。 「瓊瓊杵よ、そなたが地上に降りて国を治めよ」 命じられた天孫「瓊々杵尊」(ニニギノミコト)は地上に降り立ってみたものの、地上は暗雲に覆われよく見…
高千穂峡(五ヶ瀬川峡谷):八雲ニ散ル花 アララギ遺文篇 01
「谷が八つ峯が九つ戸が一つ鬼の住処はあららぎの里 」 神話のふるさと「高千穂」。 神話ゆかりの地と言えば「出雲」や「伊勢」が思い浮かぶところですが、九州は実に神話伝承の宝庫と言って差し支えありません。 その中でも宮崎の高…
赤司八幡宮:八雲ニ散ル花 海祇ノ比賣巫女篇 08
「一書に曰く、…即ち日神の生れませる三の女神を以ちて、 葦原中國の宇佐嶋に降り居さしむ。今、海の北の道の中に在す。號けて道主貴と曰す。此れ筑紫の水沼君等が祭る神、是なり」 ー 『日本書紀』 ー 久留米市北野町…
三女神社:八雲ニ散ル花 海祇ノ比賣巫女篇 07
高天原の天照大神が、弟のスサノオノ命の三人の娘、三女神に、天安河原の石を取って 「この石の落ち止まる所に鎮座せよ」 と言って投げ落とした石が、三女神社の境内にある突き刺さった棒状の石であるという。 これを「三柱石」という…