熊野道祖神社・下照姫神社:八雲ニ散ル花 番外

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正月に参拝しましたが、2度目の緊急事態宣言を受け県をまたぐことを断念、改めて撮影のために「熊野道祖神社」(くまのどうそじんじゃ)を訪ねてきました。

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熊野道祖神社は福岡の要部・大橋にほど近い塩原にありながら、深い杜をまとった趣深い神社です。

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今回の緊急事態宣言、無理やり押し付けられた背景には悪意を感じておりますが、出された以上はそれに準じるのが分別というもの。
僕のサロンもさることながら、親しい飲食店店主や個人経営者のお客様の悲痛な思いを考えると、ルールを破って身勝手に県外に出かけることはできません。
ワクチン妄想に突き進む、今回のコロナ狂想曲には思うところがありあまるほどですが、一番はなぜ高齢者の安全はこれほど取り上げるのに、線路脇に佇む未来ある人の苦悩には全く無関心なのか、理解に苦しみます。
払う気のない助成金などよりも先に、せめて固定費である家賃と税金の免除・減額を、もっと国も地方自治体もメディアも声をあげてくれたらいいのに。
それだけでも救われる命が山ほどあるはずです。
最前線の医師のご苦労は理解しますが、今の医療崩壊騒ぎは医師会の怠慢にも責任があるのです。

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ともかくせっかく気持ちの良い場所に来れたので、嫌な愚痴はほどほどに。
それこそ分別というものです。
分別なき心に神は語りかけぬもの。

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熊野道祖神社、素晴らしい神社です。
当社の存在は10数年以上まえから知っておりましたが、大事なことを失念していました。

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その祭神です。
当社は「塩原中央部」に鎮座した熊野神社と当地に鎮座していた道祖神社を昭和12年(1937年)に合祀したものです。
道祖神社の神域はかつて水田地帯でしたが、昭和2年4月7日に福岡県立筑紫中学校(現筑紫丘高等学校)の開校にあたり社地の樹木を伐採したそうです。
ところがこの時、病気や不慮の事故が多く重なり、県当局が神社の移転を断念したといういわくがあります。

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祭神は「伊邪那岐命」(いざなぎのみこと)、「久那斗神」(くなどのかみ)、「八衢比古神」(やちまたひこのかみ)、「八衢比売神」(やちまたひめのかみ)の四柱。
キタコレ!

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熊野神社の祭神が「伊邪那岐命」で、道祖神社の祭神が「久那斗神」「八衢比古神」「八衢比売神」になります。

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熊野社の総本宮は今では和歌山の熊野三山で主神の正体はスサノオだなんてことになっていますが、本来は出雲の熊野大社が本家であり、その主神の正体は出雲のサイノカミ・クナト神です。
当社の伊邪那岐命はクナト神を示しており、この正しい系列に準ずるものと思われます。

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境内の裏手、小道を挟んだ先に道祖神社が鎮座しています。

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非常に濃密な空気漂う聖域。

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社殿の先に、何かがいます。

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それは太い3本の幹。
これが御神体です。

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一つの根から伸びているであろう3本の御神体。
これを伐ろうとしたのか、バチ当たり過ぎる!

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身を奥側に寄せてみると、すごい圧で心臓がバクつきます。

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祭神の久那斗神・八衢比古神・八衢比売神は、サイノカミの「クナト神」「サルタ彦」「幸姫」の夫婦親子神を示しています。
ああ、こんなところに出雲があったのか。

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境内には「伊豆能売大神」や「のどの大神」、

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「福徳稲荷大神」や「金伯五金大神」が祀られています。

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県外に出ることを封じられても、近くにはまだまだ僕を興奮させてくれるものに満ち溢れています。

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まったくなんと有難いことか。

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それにしてもこの狛犬(?)、気になってしょうがない。

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いやなんか怖いんですけど(笑)

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出雲つながりで博多の「下照姫神社」(したてるひめじんじゃ)も参拝。
櫛田神社にほど近い場所にあり、住吉神社の飛び地摂社になります。

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祭神は「下照姫神」(したてるひめのかみ)、「衣通姫神」(そとおりひめのかみ)、「味耜高彦根神」(あじすきたかひこねのかみ)の三柱。
下照姫は因幡の素兎で有名な、八千矛・大国主と因幡・曳田家の八上姫の間に生まれた木股姫のこと。
味耜高彦は大国主と宗像家三女神の次女・多岐津姫の間に生まれた皇子です。
つまり二人は異母兄弟。
衣通姫は記紀で兄と恋に落ちる、悲劇の物語が伝えられる姫君です。

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衣通姫はともかくも、こんなところに西出雲郷戸家の神が祀られているのは、実に感慨深いものです。

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