青龍窟:八雲ニ散ル花 土雲歌譚篇 03.5

福岡県苅田町の平尾台にある「青龍窟」(せいりゅうくつ)、そこにも土雲の伝説がありました。 心地よい晴天の下、車を走らせ細い山道をのんびりドライブ。 目的地まであと2kmというところまでやってきましたが、ここで車両通行止め…

帝踏石:八雲ニ散ル花 土雲歌譚篇 03

「景行帝はついに筑紫に至り、豊前国の長峡県に着いて行宮を立てた。 その場所を名づけて京(みやこ)という」 福岡県北九州市小倉南区朽網西、そこの住宅街の中に不思議な光景があります。 「帝踏石」(たいとうせき)、何じゃこの磐…

玉祖神社:八雲ニ散ル花 土雲歌譚篇 02

景行12年7月、熊襲が叛いて朝貢をやめたのをきっかけに、8月15日、物部大足彦・忍代別(景行)は自ら筑紫征伐に乗り出した。 「南の方に煙が多く昇っている。必ずや賊がいるに違いない」 9月5日、周芳の娑婆(さば)に至った忍…

国津姫神社:八雲ニ散ル花 土雲歌譚篇 01

「東から嵐が来る」 豊王国の北限、周防娑婆に多くの郷を治める女王がいた。 名を神夏磯姫と云う。 彼女は潮干玉・潮満玉の神器をもって月神を奉じ、先行きを読んだ。 「抗うことができない大きな力、荒々しく多くの者が殺され、残っ…

宇奈岐日女神社:八雲ニ散ル花 土雲歌譚篇 00

古の宇佐国の柚富郷に 天降りし女神あり 肌を晒して跪坐く 夜露に濡れ 祝詞を詠い 鈴の音は鳴り響く 雲は晴れ 水面に浮きし月読めば 干珠満珠を天へと捧ぐ 月満つとき月干すとき 変若水はその手に雪がれり 淡く無垢な胸元に …