6月3日、高来県から玉杵名邑に至る時、土蜘蛛の津頰という朝敵あり。 当地を押領して王化に服せず、帝は之を誅せんとして東方遥かに天照大神を拝し、怨敵の降服を祈り給ふ。 しかして空中雷鳴の如く轟き、玉座の側に落つるものあり。…
日: 2021年10月27日
名石神社:八雲ニ散ル花 土雲歌譚篇 17
熊本県玉名郡長洲町の「姫ヶ浦」にやってきました。 ここは、日向御刀媛(ひむかのみはかしびめ)が景行帝のあとを追って、長洲に来たものの既に帝は発った後で、女官と共に海に身を投げて石になってと伝えられていました。 姫ヶ浦にほ…
健軍神社:八雲ニ散ル花 土雲歌譚篇 番外
熊本市内で最古の神社と云われる「健軍神社」(けんぐんじんじゃ)は、景行帝の時代に、朝来山(あさこやま)の土雲を征伐した、健緒組命(タケオクミノミコト)を祀ったと伝えられていました。 社前には電車通りの大鳥居から神社まで続…