高蔵寺:語家~katariga~ 06

千葉県木更津市にある真言宗豊山派の寺院「高蔵寺」(こうぞうじ)を訪ねました。 当院は「藤原鎌足」(ふじわらのかまたり)出生に深い関わりがある寺院と伝えられていました。 山号は平野山(へいやさん)。本尊は聖観世音菩薩であり…

俵田 白山神社:語家~katariga~ 05

天智帝には父親の違う兄がいた。宝姫と高向王・石川臣武蔵との間に生まれた大海人皇子である。 「私は大君となったが、大和はまだ磐石とはいえぬ。兄上の力を私に貸してはもらえぬか。私の次は兄上に位を譲りたいと考えておる」 「大君…

那津官家と水城の桜:語家~katariga~ 04

日本最初の国難と言える「白村江の戦い」の大敗。 この時、中大兄皇子が造らせた日本の最大防衛施設、それが「水城」でした。 九州に大宰府ができる以前、筑紫国を管理する役所は海寄りの那の津にありました。 昭和59年(1984年…

戸田柿本神社:語家~katariga~ 03

戸田は出雲よりずっと西の、日本海沿岸の小さな村である。大道山が海岸まで迫り、平地は少ない。海岸は素朴な砂浜で、漁をするにも良い港とは言えなかった。 その戸田で漢部家は字を変え綾部家となり、田畑を借りて農業を始めることにし…

六所神社:語家~katariga~ 02

島根県松江市大草町に「六所神社」(ろくしょじんじゃ)は鎮座しています。 その参道は「王の川」を意味する意宇川から伸びており、当社が出雲の古い王家に縁があることを忍ばせます。 古代出雲王国では、西王家の郷戸家と東王家の富家…

眞名井神社:語家~katariga~ 序

さらさらと風が吹く 一面の稲穂に風が吹く 島根県松江市山代町にある「眞名井神社」(まないじんじゃ)、ここで二人の男が出会うところから、『人麿古事記と安万侶書紀』の物語は始まります。 田園広がるこの場所は、八雲町熊野を源流…

幻の大元本になるのか😳

さて、ひとり発売記念豪遊会も終え、ひとまず興奮も落ち着いてまいりました。 昨日、無事、楽天さんから10冊のキリコ本が届いていました。 ちゃんと流通していて、ほっと一安心。 時期に大元出版さんにも、正式掲載されることでしょ…

浜名湖のうなぎと由比の桜えびと

飛びました、静岡へ。 富士さーん♪ 相変わらず日本一だよ、あんたは。 リンちゃん、ちっす。 静岡空港は初でしたが、素朴で良い空港です。 レンタカー派の僕は、大空港は渋滞を予測して早めに戻らなくてはならないので、ローカル空…

豊玉姫神社:八雲ニ散ル花 土雲歌譚篇 終

景行帝巡幸時、この里に、大白・中白・少白の三人兄弟の土雲がいた。 彼らは砦を作って隠れ住み、服従しなかった。 そのとき、従者で紀の直らの祖・穉日子を派遣し、罰し滅ぼさせようとした。 大白ら三人は叩頭て自分達の罪を述べ、と…

淀姫神社:八雲ニ散ル花 土雲歌譚篇 31

昔、景行帝巡幸の時、志式島(ししきのしま/平戸島)の仮宮から西海を見ると、海の中に島があり、多数の煙が立ち上っていた。 そこで、帝は阿曇連百足(あづみのむらじももたり)を遣わせて探らせると、そこには八十余りの島があり、そ…

見借:八雲ニ散ル花 土雲歌譚篇 30

昔、この里に土蜘蛛あり、名を海松橿姫といひき。天皇、国巡りしましし時、陪従、大屋田子をやりて、誅ひ滅ぼさしめたまひき。 霞、四もを含めて物の色見えざりき。因りて霞の里といひき。今、賀周の里といふは、訛れるなり - 『肥前…

おつぼ山神籠石:八雲ニ散ル花 土雲歌譚篇 29

景行帝が行幸した時、この山の山頂に八十女という土雲がいた。八十女は帝の命令を拒み、背いて降伏することも無かった。 そこで、帝は兵に奇襲させてこれを滅ぼした。これにより嬢子山と呼ばれるようになった。 小城の南西、多久市に聳…