白山神社(宇佐):八雲ニ散ル花 龍宮ノ末裔篇 番外

投稿日:

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宇佐神宮の元宮、大元神社の正覚寺登山口に向かう途中、「左用之神」という場所がありました。

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左用之神?
ああ、サイノカミか。

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一応、鳥居のようなものが立てかけてあり、

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こんなとこにもサイノカミ。
これはちょっとやりすぎじゃ?!

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しめ縄代わりのねじれた枯木がすごい。

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さらに進むと道の脇に、ひっそりと社殿が佇んでいます。

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これは「白山神社」。

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どうやら先程の左用之神あたりから参道が続いていたみたいです。

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厳かな鳥居の先には

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石仏群が。
道祖神でしょうか。

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これらのものが大元神社と関連して鎮座していることは明白であり、宇佐と出雲の結びつきを感じます。

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やはり宇佐家、ひいては豊王家は出雲に近い一族だったのか。

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下った参道を戻っていくと

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先程の社殿が見えてきます。

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そこに建つ鳥居の扁額を見て驚きました。

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「三嶋宮」とあります。
ここは白山神社ですが、たくさんの道祖神が鎮座し、三嶋が関わっているのです。

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宇佐公康著『宇佐家伝承 古伝が語る古代史』によると、宇佐稚屋は伊予国の越智氏と数年にわたって戦ったと伝えられ、その時に彼は、越智宿禰の娘ですでに夫も子供もあった「常世織姫」(とこよおりひめ)を拉致して凱旋し、そのまま結婚をして宇佐押人が生まれたのだと記してあります。

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この稚屋とは富家の伝承に照らし合わせると、「菟狭津媛(うさつひめ)=豊玉姫」の息子「豊彦」となります。

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豊彦は物部イクメの裏切りによって大和を追われ、上毛野国(群馬)に彼の王国を築きます。
その子孫「竹葉瀬ノ君」は長野を経て新潟の「居多神社」(こたじんじゃ)から滋賀に渡り、そこで秘密裏に神功皇后の養子となり、応神帝として大和の15代大君に就任したと考えられます。

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その竹葉瀬ノ君のルート沿いに越智神社が鎮座しており、滋賀の越知山越知神社では当社が白山神社の大元社であると伝えられていました。

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つまり豊王家と伊予国の越智家は親戚関係であり、白山信仰は越智家に由来しているということです。
先の月神磐座信仰の痕跡があった白山神社遺跡やこの白山神社が、豊家の最大聖域・大元神社が鎮まる「御許山」(おもとさん)を遥拝するように鎮座しているのはとても興味深いです。
白山神社遺跡の磐座群は、御許山の埋め墓に対する拝み墓なのかもしれません。確かに神魂神社裏の東出雲王墓に似た雰囲気があり、太陽信仰を主とする丸みを帯びた石がそこに多かったのに対し、白山神社遺跡のそれは月読の巫女に相応しい月形をしていました。

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あとは三嶋がこれにどう絡むのか。
僕は三嶋家の祖に越智家が関わっている痕跡を、わずかながらに得ていました。

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白山神社の脇に、池がありました。

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美しい、明神の池です。

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これは月読祭祀の水鏡でしょうか。
そして顔を上げた先には、白き月の山、女王・豊玉姫の眠る禁足の聖地が見えていたのでした。

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御許山のふもとにもう一社、白山神社がありました。

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やはり拝殿は、御許山山頂を遥拝するように建てられています。
宇佐公康氏は宇佐家と越智氏は数年にわたって戦ったと伝えていましたが、彼らの仲を取り持ったのが越智宿禰の娘「常世織姫」だとしたら、彼女こそが菊理姫の正体であると思われるのです。

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6件のコメント 追加

  1. narisawa110 より:

    五条先生のおかげで私も越智病にwwww

    やっぱり人の話は何回も、何回も、何〜回でも聞かなければならないんですね。

    ここの豊彦との話は、非常に重要ですよね
    前に二田物部氏を社家が三島家と言うことで、越智にたどり着くという話になりましたですよね。
    何げに、物部系の三島と唐でないものがあって、迷ってると。

    よく考えたら、豊彦って、男系で言ったら物部豊彦になるわけでwwww

    当然に物部系の三嶋と、集合してない方の三島に分かれるわけですよね。
    宇佐公康さんの伝承は非常に重要だと再認識しましたです。

    こんな見落としってww

    いいね: 1人

    1. CHIRICO より:

      そうですね、豊彦も物部なんですよね。
      魏志和国の都でもイニエと豊玉姫の息子のように書いてあったと思います。
      ただ、僕には豊彦に物部の印象は限りなく薄く映ります。豊彦も連れ子だったんじゃないのかなぁ。
      まあどちらにせよ、物部の父親を持った豊彦と越智家が習合した三島という線は成り立ちますね。なるほどそれとは別に、純粋な越智系の三島が別にあると。ありうると思います。

      いいね

  2. nakagawa より:

    三嶋にびっくり!!!

    いいね: 1人

    1. CHIRICO より:

      記事をアップするまで、すっかりこの写真のことを忘れていました😅
      そう、驚きですよね、社殿の扁額は白山神社なのに、鳥居には三嶋宮。
      鳥居の扁額は比較的新しいもののようなので、誰かがそう言い伝えられているのだと思います。

      いいね: 1人

  3. 匿名 より:

    ふぉおおお♪───O(≧∇≦)O────♪

    三嶋でありますか。
    それも九州の。
    三島家は九州の出自の一族ということなのですかね。

    紀元前10世紀からの水稲遺跡がある九州

    三島は一族発展のために、出雲より先にヤマトに入植していたのでしょうかね。

    いいね: 2人

    1. CHIRICO より:

      でしょでしょ、ムネアツですよね〜♪
      九州も九州、あの豊玉姫の御陵のお膝元ですよ。
      御許山ふもとに3つの白山神社があって、そのひとつが三嶋とも呼ばれていたと誰かが伝えたくて残しているわけですよ。
      越知山越知神社の御神職は「白山の大元は越智じゃ〜」とおっしゃてて、宇佐の公康さんは「豊彦っぽいやつが越智の姫をかっさらったんじゃ〜」と言ってて、御陵のそばに白山だけど三嶋だよっていう神社がひっそり隠されていたんですからね。
      どうします、これ、誰か本にできませんかね、たすけてドラ○も〜ん!!

      この白山神社は半年前くらいに訪ねていたのですが、鳥居のことはすっかり忘れていました。こんだけしっかりアップで撮っているので、その時は「ん?」ってなってたんだと思うんですけど。
      それでnarisawaさんと三島じゃ越智じゃと盛り上がっていて、なんとなくブログ書いていたら、あ、あったよこんなのが、って感じですよもう。

      思うに、越智ってオロチっぽいですよね。龍蛇神族じゃないですかね。出雲に来たドラヴィダ族のうち、やっぱ出雲は寒いよって人たちが中国産地を越えて、瀬戸内・九州方面に拠点を広げたんじゃないですかね。その大三島の人たちが三島じゃ〜って名乗り出したんじゃないですかね。ああロマンが広がる。。

      いいね: 1人

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