「世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」 – 在原業平 今年もソメイヨシノが可憐に花ひらきました。 夜はその姿に妖艶さを纏わせ、 甘い微香を漂わせます。 人の世は安っぽい喧騒にまみれていても…
月: 2022年3月
海童神社(龍王社):筑秦ノ饒速日 番外
前回の海童神社群巡りの際、もう一社訪ねた海童社がありました。 佐賀県武雄市北方町志久焼米に鎮座の同名社です。 34号線沿いに建つ一の鳥居から北に向かって参道を登ります。 右手には滔々と水を湛えた焼米溜池(やきごめためいけ…
海童神社群:筑秦ノ饒速日 番外
以前、古代史大好き出雲の高校生さんとやりとりした中で「海童神社」について盛り上がり、その際に有明海沿岸に海童神社が集中して鎮座していることに気がつきました。 そこでぼちぼち参拝してみることにしてみました。 最初に訪れたの…
三瀬カフェ CARBAY(かぁべぇ)
福岡県福岡市早良区と佐賀県佐賀市との境、国道263号三瀬峠(みつせとうげ)は交互2車線ではありますが、急カーブが連続する峠道です。 1986年に有料道路「三瀬トンネル」が建設されましたが、まあ有料であることと、三瀬峠の景…
太宰府・小鳥居小路恵比須
『霊峰 宝満山(ほうまんざん)』 女神・玉依姫を祭神とする竈門神社が鎮座する霊山で、別名を御笠山(みかさやま)、または竈門山(かまどやま)とも言う。 御笠山の名は最も古い呼称で、筑紫野市の二日市方面から望むと神の憑代(よ…
亀石遥拝所(志賀海神社境内):八雲ニ散ル花 龍宮ノ末裔 安曇番外編04
立花山と三日月山は古くは二神山と呼ばれ、イザナギ・イザナミを祀っていたと云います。 それは玄界灘からは双子の山のように見え、かつての海や陸の交通の目印として崇められてきたことに由来します。 そこで僕は少し気になって、志賀…
立花山大クス:八雲ニ散ル花 龍宮ノ末裔 安曇番外編03
\(^o^)/ オワタとは、本来両手を上げてバンザイを表す顔文字である。起源は明確にはされていない。 2000年代初期にかけて携帯電話に初めから収録されていた事もあり一般的に使われる。 大手掲示板サイト2ちゃんねるで初め…
玉藻ちゃん復活☆
マ ッ ジ カ ~ Twitterに投稿されたLillianさんの情報。 玉藻さん、ついにサザエでございますしたのかな? まあ、この殺生石自体が、既に砕かれた一部ではあるのだが。 諸行無常。。。(前回の殺生石紀行)
三日月山:八雲ニ散ル花 龍宮ノ末裔 安曇番外編02
「女ではない、立花だ!」 夫・立花宗茂が豊臣秀吉の命により朝鮮へ出陣すると、留守となった柳川城を守ったのが誾千代(ぎんちよ)でした。 誾千代は立花家の女性たちを武装させ、「女子組」を統率します。 見目麗しいと評判の誾千代…
立花山:八雲ニ散ル花 龍宮ノ末裔 安曇番外編01
一書に曰く、 スサノオが言うには、「韓郷の嶋には、是金(こがね)銀(しろがね)がある。それを輸入するのに我が子らの治める国に浮宝(船)が無ければ困るであろう」 そうして鬚髯(ひげ)を抜き散らすと杉に、胸の毛を抜き散らすと…