童男丱女岩

「ホッホッホ、ところで諸君、なぜ太宰府天満宮はあの場所にあるんだい」 「道真公の遺体を引いていた牛車があの場所に立ち止まったから、と云われていますよね」 「一般的にはそうだね、でもそれはとてもおかしな話なんじゃよ」 最近…

楽園を取り戻すためのカヌレ

生まれて初めてのカヌレで、本物のカヌレというものを食べてしまった。 本物を知ってしまった僕は、今後の人生の中で、本物ではないカヌレをこれはカヌレだと思うことができるのだろうか。 コーンのカヌレは頭がコーンなだけでなく、中…

手打そば 山菜料理 わらべ

「ええ今思えば、あれは貴重な体験だったのかもしれません」 そう言う氏の額から頬にかけて、冷たい汗が一筋流れた。 「私には霊感などないのだと思っていました。でも、あの日…」 それは4月初旬のことだったという。 広島県北の山…

白人神社・磐境神明神社

念願だった剣山登拝を終え、そのままぶらりといくつか散策した僕は、その日の最後の締めくくりとして白人神社を訪ねました。 「白人神社」(しらひとじんじゃ)は、徳島県美馬市穴吹町口山にある神社です。 境内に足を踏み入れると、ち…

剣山:後編

再び宝蔵石の元へ戻ってきました。 しわしわで重厚感のある岩。 上に小さな社が乗っています。 郵便ポストのような空の箱と賽銭箱。稲荷を連想させる真っ赤な色が印象的です。 賽銭箱の下には水溜まりがあり、穢れ厄払いの人形祓いが…

剣山:前編

賢見神社で思わぬ出会い(剣の交差紋)があり、いざ剣山登拝へ。 ミステリアス剣山には、三種の神器が眠っているという伝承もあります。 しかも三種の神器といっても日本のそれではなく、ユダヤの三種の神器だと云う、なんじゃそりゃ~…

賢見神社

「犬神憑き」を祓うという、唯一無二の神社、賢見神社に行ってきました。 徳島阿波おどり空港から大歩危・小歩危方面へ車を走らせます。 賢見神社はマイナーな神社かと思いきや、道中大きな看板を見かけ、県民にはよく知られた神社であ…

日天宮

「こんばんは。突然ですが嘉麻市の日天宮って知っていますか?」 謎の人妻ちゃんからLINEがあり、僕は椅子からずっこけました。 いや、ずっこけはしませんでしたが驚きました。 「未だ気になりつつ行ったことのない場所ですが、こ…

真夏の夜の夢々

お盆も最終日。曽良くん来てたのかな。 僕は今日からお盆休みです。 今日はいざ白山!と息巻いていましたが、日本海側はしばらく雨模様ですね。キャンセルしました。キャンセル料、イタイ。 流石に3000m級の山を雨の中登る勇気は…

尾道:御袖天満宮

千光寺から階段をぽつぽつと降りてくると、天寧寺の三重塔が見えてきます。 この景観は尾道のイメージとしてよく使用される構図です。 この天寧寺から艮神社の東側にかけて続く細い路地は「猫の細道」と呼ばれ、地域猫とアーティストの…

尾道:千光寺

「坂の街」「文学の街」「映画の街」おのみち。 林芙美子、志賀直哉に愛され、小津安二郎監督や大林宣彦監督を魅了した小さな港町が言わずと知れた「尾道」です。 愛媛ドライブの途中、そういえば娘から職場の社長さんに尾道のおすすめ…