愛知県南知多町の海岸にある「つぶて浦」に、伊勢を遥拝する鳥居が建っていました。
「斎王」シリーズの、ひとまずの締めくくりに立ち寄ってみました。
神代に、「天照大神」(あまてらすおおかみ)、「天手力男命」(あまのたぢからをのみこと)、「万幡豊秋津姫命」(よろずはたとよあきつひめのみこと)、「豊受大神」(とようけのおおみかみ)らが対岸に石を投げて遊ぶことになりました。
万幡豊秋津姫命が投げた石は、伊勢湾の海に落ちました。
天照大神の投げた石は、対岸の知多の山中まで届き、大地震を起こしました。
天手力男命の投げた石は、力自慢だったので大きな岩を軽々と持ち上げ投げましたが、山までは届きませんでした。
最後に豊受大神は、小岩をたくさん投げましたが、全て内海の海岸に散らばりました。
このようなことで、神々が投げた岩がつぶてのように海岸に広がり、そこから「つぶてヶ浦」と名付けられたのだと云います。
実際は、約1,500万年前の地層で、火山活動や海底地震が作りだした大津波のエネルギーが、海底にあった岩をここに運び込んだものだそうですが。
つぶて浦から見える対岸が伊勢になります。
つぶて浦の鳥居は、伊勢神宮の鳥居と向かい合っているのだとか。
後で知ったのですが、つぶて浦のすぐ近くに『荒熊神社』があるそうです。大根地山の扇滝のそばにあった神社が荒熊稲荷でした。これは気になる。
また名古屋には行くつもりですので、その時立ち寄ってみます。
いつも楽しみに拝読させて頂いております。
ありがとうございます。
5/22伊勢サイノカミの件で教えて頂きたいのですが、パスワードを取得するには何かしらの条件があるのでしょうか?
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松村様、いつもご拝読ありがとうございます。
聖域というのは誰のものでもありませんので、『偲フ花』では極力制限なく情報を開示したいと考えています。しかしながら、一部の迷惑スピリチュアル集団や、偏った思想の引用のために、『偲フ花』の情報が用いられることを僕は望みません。そのための検索対策として、記事の一部を限定公開とさせていただいております。
条件といえば、その点をご考慮いただけると幸いです。
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