熊野本宮大社:八雲ニ散ル花 木ノ国篇11

高倉下の紀伊王国建国から始まった今回の和歌山旅、その締めくくりに訪れたのは、和歌山県田辺市本宮町本宮にある「熊野本宮大社」(くまのほんぐうたいしゃ)です。 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれ、熊野三山の一つに名を…

大斎原:八雲ニ散ル花 木ノ国篇10

「状況はどうだ」 「はい、随分矢を打ち込まれましたが、川が結界となってなんとか防ぎきっております。しかし…」 そう、分かっている。 時間の問題なのだ。 奴らはこの深い森の戦い方を熟知している。 夜討ち朝攻めの攻撃を受け、…

つぼ湯

和歌山県の「道」の世界遺産「熊野古道」。 熊野の聖地には、古くから巡礼者が湯垢離(ゆごり)を行って身を清め、癒してきた温泉街があります。 その一つ「湯の峰温泉」には珍しい世界遺産がありました。 「つぼ湯」、それは唯一、実…

熊野古道

和歌山、奈良、三重にかけて幾重にも伸びる道「熊野古道」。「熊野三山」信仰が古代から中世にかけて高まり、「蟻の熊野詣」と言われるほど多くの人が切れ目なく熊野に参詣しました。 熊野古道は大きく分けて「紀伊路」「小辺路」「中辺…

神倉神社:八雲ニ散ル花 木ノ国篇08

この社では、2月6日の夜に御燈祭りがおこなわれる。 参加する男たちは「上り子」と呼ばれ、 1週間前から精進潔斎する。 潔斎の期間中は、口にするものは白飯や豆腐など白い物に限られる。 白は古代から男の種水の色であった。 そ…

熊野速玉大社:八雲ニ散ル花 木ノ国篇07

和歌山県新宮市にある熊野三山の一つ、「熊野速玉大社」(くまのはやたまたいしゃ)へやってきました。 紀ノ川河口の上陸作戦が失敗に終わった物部軍は、再び船に乗り紀伊半島を周回して熊野灘に至ります。 そして再上陸を果たしたのが…

丹倉神社:八雲ニ散ル花 木ノ国篇04

自然を愛し、感謝し、そして畏怖した古代の日本人。 「熊野」の奥深い山中には、今なお連綿と続く人々の祈りが残されていました。 三重県熊野市の赤倉にある 「丹倉神社」(あかぐらじんじゃ)を目指して、森深い熊野の山中に車を走ら…

産田神社:八雲ニ散ル花 木ノ国篇03.5

花の窟神社の西方約1.5km、田園広がるのどかな場所に「産田神社」(うぶたじんじゃ)が鎮座します。 当地は、イザナミがカグツチを産んで亡くなった場所であると伝えられます。 入り口に「さんま寿司発祥の地」とあります。 産田…

花の窟神社:八雲ニ散ル花 木ノ国篇03

「 一書に曰く、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、火神を生み給う時に灼かれて神退去(かむさ)りましぬ。 故、紀伊國熊野の有馬村に葬(かく)しまつる。 土俗(くにびと)、此の神の魂(みたま)を祭るには、花の時には花を以って祭る…

丹生都比売神社

懸幕(かけまく)も恐(かしこ)き皇大御神(すめおおみかみ)を 歳の中に月を撰び、月の中に日を撰び定めて 霜月の秋の御門、仕えまつりて申さく。 高天原に神積(かんつま)ります、 天の石倉押し放ち、天の石門を忍し開き給ひ、 …

高野山-恵光院

高野山の楽しみの一つが「宿坊」(しゅくぼう)への宿泊です。 高野山には数多く宿坊があります。 山内に点在するお寺は、「塔頭寺院」(たっちゅうじいん)といいます。 大師の徳を慕い、高野山全体を「総本山金剛峯寺」と見立て、山…