モノノベ勢は、ヤマトを離れた賀茂家に対してはあまり攻撃を加えなかったらしく、賀茂家はヤマトのすぐ北方の南山城国を本拠地とすることができたようである。 そこには、賀茂建津乃身(建角身)を祀る岡田鴨神社が鎮座する。 - 富士…
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石清水八幡宮:八雲ニ散ル花 龍宮ノ末裔篇 番外
仁和寺にある法師、年寄るまで、石淸水を拝まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちて、たゞひとり、徒歩(かち)よりまうでけり。 極樂寺・高良などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけり。 さて、かたへの人にあひて、「年比(と…
比叡山延暦寺-四大魔所
最澄が開いた比叡山延暦寺は京の都の北東にあります。つまり京都の鬼門を守っている形になっています。そんな比叡山にはなんと、魔界に通じる4つの場所があるといいます。 【天梯権現祠】比叡山への古い参拝ルートのひとつ、坂本から根…
竹野神社・奈具神社・宇良神社:斎王 01
イクメ大王の后ヒバス姫は、丹波国の竹野郡で一人の女児を生んだ。 この姫は母に似て信仰心が強く、幼少の頃より自らの希望で竹野社に仕えていた。 ある時、姫は竹野郡船木の奈具社に移った。 奈具社では月読の神が祭祀されていたが、…
神谷太刀宮神社:八雲ニ散ル花 57
京丹後市久美浜に凄い磐座があると聞き、たまたま訪れたのが「神谷太刀宮神社」(かみたにたちのみやじんじゃ)でした。 一般には「神谷神社」と呼ばれますが、旧社地は明神谷というところにあったのを、中世の兵乱で社屋が破損したので…
籠神社・真名井神社:八雲ニ散ル花 22
徐福の子「五十猛」(イソタケ)は、成長すると父の意志に従い、丹後国に移住しました。 そこに鎮座するのが「籠神社」(このじんじゃ)です。 籠神社は古くは「吉佐宮」(よさのみや)と呼ばれ、いくつかある元伊勢の代表格として紹介…