安乎岩戸信龍神社(”いわんど”だったところ)

がさ、じゃり、がさ 「あ、神様が戻ってきたのかもしれない」 洞窟の入口で足音がしたので、龍はとびあがって、急いで覗きに行きました。 「へえー、こんなところに洞窟があるんだ」 その足音は、通りすがりの見知らぬ旅人のものでし…

廃跡 岩戸神社(いわんど)

この国で最初にできた小さな島。 その小さな島の海岸の小さな洞窟の小さな社に、小さな神様がいました。 その小さな神様は村人にとても大切にされ、幸せな日々を送っていました。 小さな神様には、他のいじわるな神様や海からやってく…

西宮神社

年明けの十日えびす大祭「福男選び」で有名な「西宮神社」(にしのみやじんじゃ)に来ました。 全国恵比寿神社の総本社というその背景を訪ね歩いてみます。 西宮神社は兵庫県西宮市にあり、「西宮のえべっさん」と親しまれ、商売繁盛の…

沼島:鞘型褶曲

真のおのころ島「沼島」を知りたいなら、クルージングも是非体験するべきです。 しかし僕はこれに参加するか、ギリギリまで悩みました。 沼島のクルージングは、「おのころクルーズ」と称して、地元の漁師さんが手の空いた時間を利用し…

沼島:上立神岩

おのころ神社の裏手を抜けて、上立神岩を目指します。 この道で合っているのか不安になりますが、地図によると、しばらく行けば舗装された道路に出るようなので頑張ってみます。 倒木を避け、蜘蛛の巣を払い、飛びかう虫と格闘すること…

沼島:自凝神社

高天原の神々が、イザナギ・イザナミの男女二神に天沼矛(アメノヌボコ)を授けて命じる。 「漂う国々ををつくり固めよ」 イザナギとイザナミは「天浮橋」に立ち、どろどろの国土に天沼矛を突き刺し、かきまわした。 その沼矛を引き上…

加茂神社・岩戸神社:淡路

今回、淡路旅を決行したのには、当ブログ「偲フ花」にたびたび貴重なコメントをいただいた、「たぬき」さんの存在があったからと言っても過言ではありません。 淡路出身で古代出雲王家の情報通でいらっしゃる「たぬき」さんには、感謝し…

自凝島神社

日本発祥の地「おのころ島」、その比定地のひとつが「淡路島」であるとする聖地を訪ねます。 それは南あわじ市にある「自凝島神社」。 神社に近づくと、高さ21.7mの巨大な鳥居がありました。 この鳥居は「平安神宮」及び「厳島神…

岩上神社

淡路「伊弉諾神宮」から車で10分。 淡路島のパワースポット、スピリチュアルスポットとして近年雑誌やメディアに取り上げられている「岩上神社」(いわがみじんじゃ)を訪ねます。 伊弉諾神宮から10分、とはいいながら、びっくりす…

伊弉諾神宮

淡路が偉大な島である根拠の1つ、「伊弉諾神宮」(いざなぎじんぐう)を訪ねてみました。 伊弉諾神宮は兵庫県淡路市多賀にあり、淡路国一宮を謳います。 所在地はかつて一宮町と呼ばれ、それは当社に由来します。 伊弉諾神宮は今も「…

絵島と淡路島グルメ

旅行パックで何気なく取った今回のお宿、めっちゃ高級そうなリゾートホテルでビビりました。 淡路グルメが楽しめるホテルを、くらいな感じで決めたので、宿に到着してびっくり。 夕食の献立です。 ホテルマンも当然ですが、若くかわい…

生石神社:八雲ニ散ル花 76

御食炊屋姫皇后は、大連の物部守屋を呼びつけ命令した。 「貝吹山のイザナミ神石が寂しがっております。 女神だけでは国生みを出来ないではないですか。 其方はイザナギ神石を造り、畝傍山の上に置きなさい。」 物部守屋は畏まって、…