香取神宮:八雲ニ散ル花 東ノ国篇10

御子がその太刀を手にすると、熊野の荒ぶる神は、瘴気を含む空気とともに、一閃のもと斬り伏せられた。 昏倒した兵士たちもこれを機に意識を回復して行く。 「高倉下よ、この太刀はただの太刀ではない。いったい其方はどのようにしてこ…

橘樹神社

「かれ七日ありて後に、其の后の御櫛海辺によりたりき。すなわち、その櫛を取りて御陵を作りて治め置きき」 荒海を越えた日本武尊は、浜辺であるものを見つけました。 手にしてみれば、見覚えのある一つの櫛。 それは海に身を投げた弟…

八幡の藪知らず

千葉県市川市八幡の都会のど真中、住宅も賑わう一角に、「八幡の藪知らず」(やわたのやぶしらず)と呼ばれる竹藪の「禁足地」があります。 そこは、その名が「迷宮」の代名詞となっているように、「一度足を踏み入れると二度と出てこら…