なんてこったい! あの美しい渓谷が この有り様です。 しかし被害を受けてなお、神々しいと感じるのは不謹慎だろうか。 写真はこちらからお借りしました。 一日も早い復旧を願っております。とりあえずどれか寄付しようと思うけど、…
カテゴリー: 宮崎
保護中: 高千穂 某所:八雲ニ散ル花 アララギ遺文篇 特別編
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日向国惣社 三宅神社:八雲ニ散ル花 土雲歌譚篇 16
春三月、景行帝は子湯県に出かけ、丹裳小野に差し掛かった時、東方を見て周りの供に言った。 「この国は真直に日の出づる方を向いておる」 それでこの国を名づけて日向という。 この日、野中の大石に登り、都を偲び歌を詠んだ。 「…
高屋神社:八雲ニ散ル花 土雲歌譚篇 15
景行12年7月、熊襲が背いて貢ぎ物を差し出さなかったので、帝は筑紫に下り、その年の11月、日向に入り、高屋に行宮を建て、住まいとした。 宮崎県宮崎市村角町に鎮座の「高屋神社」を訪ねました。 参道の入口には、一ノ鳥居の代わ…
大御神社・鵜戸神社:八雲ニ散ル花 龍宮ノ末裔篇 番外
宮崎県日向市伊勢ヶ浜にある日向のお伊勢さま「大御神社」(おおみじんじゃ)に立ち寄りました。 今まで何度か参拝した神社ですが、そういえば『偲フ花』できちんと紹介したことはなかったと思います。 柱状節理の巨岩まで石垣を築き、…
鵜戸神宮:八雲ニ散ル花 龍宮ノ末裔篇 00
その日、波荒れる日向の産屋で、一人の皇子が生まれた。 「波打ち際に鳥の鵜(う)の羽で小さな産屋を建ててください。私はそこであなたの子を産みます。」屋根をふき合わせないうちに生まれた皇子は、草(かや)につつまれ波瀲(なぎさ…
槵觸神社:八雲ニ散ル花 アララギ遺文篇 20
アララギの村に秋の収穫の祭りがやってきた。 今年はそれに合わせて、里の新たな王の就任式も執り行われることとなった。 新たな王のために建てられた王宮は二つあり、それはタケミナカタが諏訪に建てた、春宮と秋宮を真似たものだった…
向山神社:八雲ニ散ル花 アララギ遺文篇 19
神話の里「高千穂峡」、そこは観光バスが行き交い、毎日多くの人で賑わいます。 名所スポットに立てられた案内板には、お茶目でちょっぴり猥雑な神話の由来が書かれています。 しかしその溪谷を渡り踏み入れた先はまったく別の気配が残…
乳ヶ窟:八雲ニ散ル花 アララギ遺文篇 18
「しのべやたんがん さぁりやさぁそふ まとはや ささくり たちばな。」 イザナキ・イザナミの両祖神を祀り、天孫ニニギが天八重雲を押し分けて降臨したとされる「日向の高千穂の二上の峯」の麓に、三毛入野と名乗る男と、右大臣富高…
鬼八塚:八雲ニ散ル花 アララギ遺文篇 17
高千穂に伝わる「鬼八」(きはち)の話は、草部吉見神社の「国龍命」( くにたつのみこと )であり、阿蘇津姫の父親「会知早雄」(おうちはやお)である可能性がでてきました。 「鬼八」は渡来人でこの地に稲作を広め崇められた人物だ…