手打そば 山菜料理 わらべ

「ええ今思えば、あれは貴重な体験だったのかもしれません」 そう言う氏の額から頬にかけて、冷たい汗が一筋流れた。 「私には霊感などないのだと思っていました。でも、あの日…」 それは4月初旬のことだったという。 広島県北の山…

尾道:御袖天満宮

千光寺から階段をぽつぽつと降りてくると、天寧寺の三重塔が見えてきます。 この景観は尾道のイメージとしてよく使用される構図です。 この天寧寺から艮神社の東側にかけて続く細い路地は「猫の細道」と呼ばれ、地域猫とアーティストの…

尾道:千光寺

「坂の街」「文学の街」「映画の街」おのみち。 林芙美子、志賀直哉に愛され、小津安二郎監督や大林宣彦監督を魅了した小さな港町が言わずと知れた「尾道」です。 愛媛ドライブの途中、そういえば娘から職場の社長さんに尾道のおすすめ…

國前寺

広島のど真ん中、JR広島駅から500mの稲荷町に「稲生神社」(いなりじんじゃ)が鎮座しています。 元和5年(1619年)の創建と云われている稲荷信仰の当社ですが、のちに「稲生物怪録」で知られる稲生武太夫が合祀され、祭神と…

大頭神社:親魏和國ノ女王 番外

嚴島の神烏「ごがらす」四羽が飛来し、御烏喰式(おとぐいしき)を行った後、親烏二羽は紀州熊野に帰り、子烏二羽は嚴島の弥山に残って、次の一年間の祭りを享ける。 これにより大野は古くから別鴉郷(べつあのさと)と呼ばれた。 広島…

埃宮:親魏和國ノ女王 序

豊国軍が安芸の国に留まっていた248年頃、女王宇佐豊玉姫は安芸国の埃ノ宮で没し、その遺体は「安芸の宮島」に仮埋葬された。 戦時中であるので、女王の墳墓は厳島には造られなかったが、遺骨は宇佐に移された。宇佐八幡宮から見える…

稲生物怪録(平太郎とあやかしの30日間)

「稲生武太夫」(いのうぶだゆう)は、三次藩士の子で幼名を「平太郎」という。 三次地方に伝わる『稲生物怪録』(いのうもののけろく、いのうぶっかいろく)は、江戸時代に実在した16歳の少年・平太郎が体験した妖にまつわる話である…

太歳神社

寛延2年(1749年)、備後の国・三次。 生ぬるい風が吹く、真夏の夜。 馬洗川には、かがり火を灯す鵜飼の舟がゆらゆらと浮かんでいた。 町内の屋敷に住む一人の青年、稲生平太郎の前には、歳の頃40ほどの裃を着た武士がいた。 …

比婆山熊野神社

比婆山御陵と奥宮・命神社の里宮にあたる神社が「比婆山熊野神社」です。 大鳥居の扁額には「比婆大社」の文字。 東西南北に広がる御陵参道の南口にあたり、ここが表参道の入口であるといえます。 参道左手を流れる小川の先には大きな…

比婆山御陵:後編

さていよいよ御陵に向けて出発です。 ブッシュが深くなってきたので、熊除けの鈴を装着。 標識は細かく設置されており、道に迷うことはありません。 ただどこまでも、道は続きます。 比婆山(ひばやま)は、広島県庄原市にある標高1…

比婆山御陵:前編

ヒ☆バ☆ヒバゴンっ☆ そうだ!ヒバゴンに逢いに行こう♪ –––––––– ヒバゴンは、日本に生息すると言われている、類人猿型の未確認動物のひとつ。1970年代に、広島県比婆郡西城町油木・比婆郡比和町・庄原市(現在は全域が…

久久能智の聖木(宮島で一番美しい木)

季節を問わず、大勢の人が訪れる宮島で、まだほとんどの人に知られていない聖地があります。 神秘の御神木「久久能智」(くくのち)の聖木です。 広島に5年ほど住んでいたこともある僕ですが、この存在を全く知りませんでした。 広島…