初恋の風が吹く尾道の路地坂は、美女と猫がよく似合う。 帰りの新幹線まで時間があったので、尾道を散策してきました。 その場所は「猫の細道」。 猫の細道は天寧寺三重塔から艮神社にかけて続く、約200mほどの細い路地。 ノスタ…
カテゴリー: 広島
わらしさんのネタばらし
朝霧の隠れ里、三次のマヨイガ「手打そば 山菜料理 わらべ」さんを訪ねてきました。 わらべさんは、座敷わらしに会えるそば屋さんで知る人ぞ知る名店でした。 希望すれば、1日2組限定で、そのおそば屋さんに泊まることができました…
手打そば 山菜料理 わらべ
「ええ今思えば、あれは貴重な体験だったのかもしれません」 そう言う氏の額から頬にかけて、冷たい汗が一筋流れた。 「私には霊感などないのだと思っていました。でも、あの日…」 それは4月初旬のことだったという。 広島県北の山…
大頭神社:親魏和國ノ女王 番外
嚴島の神烏「ごがらす」四羽が飛来し、御烏喰式(おとぐいしき)を行った後、親烏二羽は紀州熊野に帰り、子烏二羽は嚴島の弥山に残って、次の一年間の祭りを享ける。 これにより大野は古くから別鴉郷(べつあのさと)と呼ばれた。 広島…
埃宮:親魏和國ノ女王 序
豊国軍が安芸の国に留まっていた248年頃、女王宇佐豊玉姫は安芸国の埃ノ宮で没し、その遺体は「安芸の宮島」に仮埋葬された。 戦時中であるので、女王の墳墓は厳島には造られなかったが、遺骨は宇佐に移された。宇佐八幡宮から見える…
稲生物怪録(平太郎とあやかしの30日間)
「稲生武太夫」(いのうぶだゆう)は、三次藩士の子で幼名を「平太郎」という。 三次地方に伝わる『稲生物怪録』(いのうもののけろく、いのうぶっかいろく)は、江戸時代に実在した16歳の少年・平太郎が体験した妖にまつわる話である…