鈴鹿明神社:八雲ニ散ル花 愛瀰詩ノ王篇 番外

欽明天皇の御代、伊勢の鈴鹿から座間に遷ってきた鈴鹿神は、持参した財宝もあって豊かに暮らしていた。 その頃、勝坂にいた有鹿の蛇神はこの財宝を横取りしようと鈴鹿の森に潜み機会を狙っていた。 これに諏訪明神と弁財天が鈴鹿神に加…

有鹿神社:八雲ニ散ル花 愛瀰詩ノ王篇 番外

神奈川県の中央を流れる鳩川沿いに「有鹿神社」(あるかじんじゃ)は鎮座しています。 街中にある小さな神社でしたが、相模国最古の神社と言い伝えられています。 そのことを教えていただいたのが「れんげ」さんでした。 ありがとうご…

寒川神社:八雲ニ散ル花 愛瀰詩ノ王篇 16

大彦は北陸道を通り信濃国で没し、当時はすでに更級郡の布制神社に祭られていた。 かれは越前国足羽郡に子孫を残したが、子孫・足羽臣は阿須波の神を祭る足羽神社の社家となった。 足羽氏は信濃にも移住し、諏訪大社上社の社家になって…

江ノ島:後篇

江島神社の「奥津宮」(おくつみや)へやってきました。 瑞心門からゆっくり登って30分くらいでしょうか。 手水舎の水が出る部分は亀になっていて、 屋根も亀が土台となって支えています。 手水舎の奥にあるトイレにもびっくりしま…

江ノ島:前篇

鎌倉といえば「江ノ島」。 あまりに有名な観光スポットであり、今更僕が書き記すこともないのですが、とりあえず行ってきました。 本土と島をつなぐ江ノ島大橋。 東から朝日を受け、 西には霊峰富士が、その勇姿を見せていました。 …

銭洗弁財天宇賀福神社・佐助稲荷神社

鎌倉市佐助の住宅街から源氏山公園へ上る細い道のカーブに、鳥居の先がトンネルになった神社があります。 「銭洗弁財天宇賀福神社」(ぜにあらいべんざいてんうがふくじんじゃ)、境内の洞窟にある清水で硬貨などを洗うとお金が増えると…

鶴岡八幡宮

神奈川県横浜市にある田谷山「定泉寺」(じょうせんじ)に立ち寄りました。 定泉寺は天文元年(1532年)に鶴岡二十五坊相承院の僧快元法印の門弟「隆継」阿闍梨によって建立されたと伝わる寺院です。 ここに立ち寄ったのは 境内奥…

鎌倉大仏・長谷寺

最近ちょっとハマっていることがありまして、ブログ更新が滞っています。 もといこのコロナ禍の中、新規の記事もさほどないのですが。 令和2年2月の中頃、鎌倉へ出かけてきました。 そろそろ旅行もヤバそうだな、と感じ始めていた頃…

橘樹神社

「かれ七日ありて後に、其の后の御櫛海辺によりたりき。すなわち、その櫛を取りて御陵を作りて治め置きき」 荒海を越えた日本武尊は、浜辺であるものを見つけました。 手にしてみれば、見覚えのある一つの櫛。 それは海に身を投げた弟…

走水神社

悲しまないでください。 私は幸せです。 数多のお后がいる中で、あなたは私の手を取り、ともに旅立とうと仰ってくださいました。 独りだった孤独な世界から、私を連れ出してくれたのです。 私はあなたに出逢って、生きる意味を知りま…