諏訪大社 上社前宮:八雲ニ散ル花 蝦夷ノ王篇09

「御名方様、洩矢の長老が話に応じると言ってきました」 「そうか、わかった」 タケミナカタらが諏訪にたどり着いた時、先住の洩矢一族の激しい抵抗を受けた。 「彼らの抵抗を受け流すのだ。決して殺しても、殺されてもならぬ。遺恨を…

足長神社:八雲ニ散ル花 蝦夷ノ王篇07

【手長神社】 諏訪湖の南東、本宮から北東に2km程の場所に桑原郷と呼ばれた場所があります。 その桑原郷はいつの頃か、上桑原と下桑原に分かれ、上桑原に足長神社、 下桑原に手長神社が祀られて今日に至ります。 手長神社は諏訪湖…

諏訪大社 上社本宮:八雲ニ散ル花 蝦夷ノ王篇06

第二の出雲、諏訪王国の真実を求めて、ついに諏訪大社を訪ねることにしました。 タケミナカタの足跡を感じ、ここに彼の築いた王国を確認して帰る旅の予定でした。 が、知れば知るほど、深い諏訪の深淵へ入り込んでいくことになったので…

上高地:河童橋〜明神池・穂高神社奥宮

二度目の「上高地」訪問では、念願だった安曇族の聖地「明神池」へ足を伸ばすことができました。 いつも人で溢れている「河童橋」。 初老のご夫婦がささやかな時間を過ごしておられました。 河童橋から今回の最終目的地「明神池」まで…

上高地:大正池〜河童橋

長野県西部、飛騨山脈南部を流れる梓川上流に位置する「上高地」(かみこうち)を、早朝散策してきました。 美しく、清々しい風が吹く景勝地です。 人気の観光地である上高地は、春から秋にかけて、年間150万人もの人が訪れているそ…

穂高神社:八雲ニ散ル花 蝦夷ノ王篇03

海を離れ、彼らが辿り着いた場所は、清き水湧く日本アルプスの麓「安曇野」でした。 安曇族の聖地「穂高神社」本宮を訪ねてみます。 穂高神社本宮は、長野県安曇野市穂高にあります。 他に、松本市安曇の上高地に「奥宮」、奥穂高岳山…

布制神社:八雲ニ散ル花 蝦夷ノ王篇02

出雲を愛し、出雲に焦がれた男が、大和にいた。 紀元180年の頃、大和の実質的な指導者だった彼は「富ノ中曽大根彦」(トミノナカソオネヒコ)といった。 「大彦様、諏訪国まであと一息でございます、どうか。」 その男は大彦とも呼…

生島足島神社:八雲ニ散ル花 蝦夷ノ王篇01

母「沼川姫」の葬儀を終えたタケミナカタは、母のお気に入りだった翡翠の砂利浜に立ち、日の沈む海を眺めていた。 彼は、異母兄弟のクヒシカタが葛城に移り開拓し始めたとの知らせを受けていた。 「儂もこうしてはおれんな」 タケミナ…