伊万里市の「大川内山」（おおかわちやま）に素敵な神社があるというので行ってみました。 そこは、僕は知らなかったのですが、佐賀「鍋島藩」の御用窯がある焼物の町でした。 江戸時代は技術流出を防ぐために集落の出入り口に関所が設…

佐賀県南波多町の大野岳に「大野神社」という猿神社があるというので行ってみました。 山深い趣のある神社というので、ちょっぴり期待していましたが、 正直なところ中の中、といったところでした。 が、そこに至るまでの道すがら、綺…

今回はお隣、佐賀から「妖怪」に関する小ネタを二つ紹介します。 【松浦一酒造】 伊万里湾に面した山代町に正徳6年（1716年）より酒造りを営んできた「松浦一酒造」さんがあります。 先祖の田尻氏は筑後の豪族で、鍋島直茂によっ…

「海の紅葉」が見れるというので、11月の佐賀、有明海沿いにある「東与賀海岸」へ行ってみました。 「干潟よか公園」という公園を目印に向かうと良いです。 佐賀市東与賀町にある有明海の干潟に面した泥の海岸は、全国的に珍しい シ…

福岡県民で「白糸の滝」といえば糸島・前原の滝を連想します。 細かく枝分かれして流れる滝は、まさしく白糸の如しです。 夏の休日は家族連れでにぎわい、そうめん流しやヤマメ釣りを楽しみます。 しかしひっそりと滝を楽しみたいなら…

背振連山の中腹にある「鬼ヶ鼻岩」へは、酷道を走る勇気があれば、わりと近くまで車で行くことができます。 15分ほど山道を歩くとそこへたどり着けました。 熊でも出そうな森を抜けると岩肌が見えてきます。 大きな岩舞台が天空に突…

バテた体に滋養をつけたい、そんな風に思ったなら、昔ながらの鯉料理をいただくのも良いのではないでしょうか。 佐賀県の小城にある「滝見屋」さんなら、リーズナブルに美味しい鯉料理をご用意していただけます。 小城と言えば「小城よ…

壮観だった。 青い海に浮かぶ千数百の船。 武内宿禰はその中でひときわ大きな御座船に神功皇后とともにいた。 船団はひとまず松浦を目指し、そこから壱岐・対馬へと航路を進む予定だ。 しかしどうも皇后の容体が思わしくない。 にわ…

「音に聞き目にはいまだ見ず佐用姫が領巾振りきとふ君松浦山」 万葉集に数首歌われる日本三大悲恋物語「松浦佐用姫」のお話です。 537年、大伴狭手彦（おおとものさでひこ）は新羅を討ち、任那・百済を救済するため軍を率いて松浦に…

「みろ襲津彦、釣れた、釣れたぞ！」 大きな石の上に裸足で立ち、釣竿を手にはしゃいでいるのは神功皇后。
晴れ渡った空の下、武内宿禰は胸を撫で下ろしていた。
久しぶりに見る皇后の笑顔だ。
 そう、もともとはこんなに無邪気な人…

七山の奥地に広がる湿地帯、「樫原湿原」（かしばるしつげん）は意外と知られていない花の楽園です。 九州の「尾瀬」とも呼ばれる樫原湿原は標高600m、約12万平方メートルの広さを誇る、美しい湿地帯です。 人の手がほとんど入っ…

佐賀市富士町下合瀬というところに国内第2位の大カツラがあります。 しっとりとした小雨の情景も美しいですが、 陽が差し込む姿もうっとりするほど素敵です。 かつて御神体として大切にされた大木には、基幹部から回り1m以上の「ひ…