禰疑野神社:八雲ニ散ル花 土雲歌譚篇 14

景行の軍勢は、打猨を討つために、禰疑山を越えた。 このとき、敵の射る矢が横の山から降る雨のように飛んできた。 帝は城原に一旦引き返し、戦況を占って川のほとりに陣を置いた。 兵を整え、先ず八田を禰疑山にてうち破ることに成功…

緩木神社:八雲ニ散ル花 土雲歌譚篇 13

大分県竹田市九重野の長閑な山村の先にある「緩木神社」(ゆるぎじんじゃ)を目指します。 川が流れているその向かいに 緩木神社はありました。 森と水の氣が濃い神社です。 鳥居の横では、蛇が日向ぼっこをしていました。 当社は第…

城原神社:八雲ニ散ル花 土雲歌譚篇 12

大分県竹田市米納に鎮座の「城原神社」(きばるじんじゃ/城原八幡社)を訪ねました。 長閑な集落にあり、境内の周りを堀が囲う情緒ある神社です。 手水は垣根の外にあります。 橋を渡って境内へ。 祭神は八幡社でありながら「景行天…

俵積神社:八雲ニ散ル花 土雲歌譚篇 11

景行は群臣と話し合い、言った。 「今こそ、大勢の兵を動かしてツチグモを討とうと思う。もしツチグモが我らの兵の勢いを恐れて山野に隠れてしまえば、必ず後に憂いとなるであろう」 景行の軍勢はすぐに海石榴樹(椿の木)を採って、そ…

金刀比羅宮・奥社

785段の石段を登って、香川県琴平町の象頭山中腹に鎮座する「金刀比羅宮」(ことひらぐう)本宮まできました。 全国に約600ある金刀比羅神社、琴平神社あるいは金比羅神社の総本宮となります。 本宮に向かって右手には「神饌殿」…

金刀比羅宮・本宮

「一生に一度はこんぴらさん」 ということで行って来ました、金刀比羅宮へ。 「こんぴらさんはきついよ~」とお客様との会話の中でも何度か聞きました。 言うても神社でしょ、皆んな登ってるんでしょ、と僕は心の中でほくそ笑ます。 …

道後温泉

石鎚山登拝をやり遂げた僕の、疲弊しきった心と体を癒すにはこれしかない! 四国・愛媛県松山市・旧伊予国、 来たよー「道後温泉」(どうごおんせん)! ・ ・ ・ ・ ・ あれっ? ま、まさかの工事中。。 そういえば道後温泉本…

石鎚山:後編

試しの鎖でイキった挙句、大量にHPを消費してしまうという失態を犯した僕は、果たして最後まで辿り着けるのか。 いや正直もう帰りたい、そんな気持ちになっていました。 しかしこの先、またこの霊山にトライできる機会があるとは限り…

石鎚山:前編

すめろきの 神の命の 敷きいます 国のことごと 湯はしも さはにあれども 島山の 宜しき国と こごしかも 伊予の高嶺の いざ庭の 岡に立たして 歌思ひ こと思ほしし み湯の上の 木群を見れば 臣の木も 生ひ継ぎにけり 鳴…

宮処野神社:八雲ニ散ル花 土雲歌譚篇 10

冬十月、景行は速見邑に着いた。その土地は広大で美しく、故に碩田国(おおきたのくに)と呼ばれた。 「大君、速見邑の女が来ております」 「うむ、通せ」 海沿いの仮拵えの宮は、凛とした冷たい空気に満たされていた。そこへ一人の女…

速水瀬戸:八雲ニ散ル花 土雲歌譚篇 番外

ある朝早くに車を走らせる僕は、九州の東端「佐賀関」(さがのせき)へと赴きました。 佐賀関は佐賀にある関ではなく、大分にあります、念の為。(僕自身が勘違いしていましたので。。) ローカルな漁村を通り抜け、東の海岸線へ。 の…

早吸日女神社:八雲ニ散ル花 土雲歌譚篇 番外

紀元前667年、「神日本磐余彦尊」(かむやまといわれひこのみこと)は東征の途中、速吸の瀬戸に至った。 その流れはあまりに激しく、荒々しかった。 尊が立ち往生していると、その土地の海女の姉妹「黒砂」(いさご)と「真砂」(ま…